シルバーウィークの3連休は、高速道路の「休日割引」が対象外!“ETC周遊フリーパス”も使えないの? 料金を安くする方法もあわせ解説
高速料金を少しでも安くする方法は?
9月の3連休中は2つの割引を使えないわけですが、少しでも高速料金を安くしたいと考える人は多いでしょう。今回は、東名高速道路を使って東京ICから浜松西ICまで行く場合を例に考えてみましょう。 ■深夜割引を使う 9月の3連休中は休日割引を使えませんが、深夜割引は変わらず使えます。0時から4時の間にETCシステムを使って高速道路を走ることによって適用されるもので、割引率は30%です。 具体的には以下のいずれかの条件を満たす場合に適用されます。 ●0時から4時までの間に入口料金所を通過する ●0時から4時までの間に出口料金所を通過する ●入口料金所の通過時間と出口料金所の通過時間で0時から4時をまたぐ(入口料金所を23時、出口料金所を5時に通過するなど) 例えば、東京ICから浜松西ICを往復する旅行の場合、行きは4時前に、帰りは0時を少し過ぎたあたりに東京ICの料金所を通ると良いでしょう。 なお、深夜割引は大都市近郊区間も30%の割引が適用されます。通常5830円のところ4080円まで割引されるため、片道1750円、往復3500円もお得です。 ■少し早めに出て下道を使う 出発時間を早めて、一部のルートは下道(一般道)を使うことで高速料金を抑えるのも1つの手段です。今回のルートの場合、静岡ICまでは高速道路、その先は一般道を走行すれば、東京ICから静岡ICまでの料金が4300円となり、東京ICから浜松西ICまでの休日割引適用料金(4370円)と同じくらいになります。 静岡ICから浜松西ICまで、高速道路を使った場合と一般道を使った場合の所要時間の差はおおよそ1時間強です。こういった具合に、目的地より少し前で高速を降り、下道に出るルートを検討してみると良いでしょう。
シルバーウィーク中、 高速道路での旅行は注意が必要
今年の9月は3連休が2回ある恵まれたカレンダーとなっていますが、高速道路では年末年始・GW・お盆休みと同じ対応が取られ、割引が適用されず費用負担が増える可能性があるため注意が必要です。 しかし、時間をずらして深夜割引を使う、少し早めに出発して下道と組み合わせて使うなどの工夫で、負担を減らせます。上手に計画することで、9月の旅行をお得に楽しみましょう。 出典 NEXCO東日本 ETC 休日割引 NEXCO東日本 ETC周遊割引[ドラ割] NEXCO東日本 深夜割引 執筆者:浜崎遥翔 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部
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