松井裕樹が渡米後22試合目の登板で最多の24球 1回無安打無失点の好救援
◆米大リーグ レッズ2―0パドレス(21日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク) パドレス・松井裕樹投手(28)が21日(日本時間22日)、敵地・レッズ戦に0―2で2点ビハインドの7回2死走者なしから4番手で登板し、1イニングで渡米後最多となる24球を投げ、無安打無失点に抑える好救援を見せた。 7回に2死走者なしで左打者の1番打者・ハートビーズを迎えたところで登板。カウント2―2から、6球目の高め93・2マイル(約150・0キロ)直球で右飛に打ち取った。 8回もマウンドに上がると、先頭のデラクルスをカウント2―2からスプリットで遊ゴロ。続くカンデラリオはフルカウントから四球を与えたが、フェアチャイルドはカウント1ボール、2ストライクから高めの変化球で遊飛に打ち取り、2死一塁でマウンドを降りた。 松井は、この試合が22試合目の登板。6日(同7日)の敵地・カブス戦からは3登板連続で失点していたが、13日(同14日)の本拠地・ロッキーズ戦からは3登板連続無失点と再び調子を上げている。これまでの投球数の最多は3月28日本拠地・ジャイアンツ戦、4月25日敵地・ロッキーズ戦の「20」だったが、この試合ではメジャー最多を更新する24球を投げた。 パドレスは2回に失った2点を追いつくことが出来ず、5安打無得点で敗戦。投手陣は5投手で被安打は3のみだったが、先発・マスグローブの2回の2失点が痛かった。
報知新聞社