駐車場待ちの長い列がホールをグルっと!どうすれば解消する?鹿児島市与次郎の川商ホールの大渋滞 周辺を徹底調査
取材を続けていると、ホールの駐車場の警備を長年、務めた人に話を聞くことができました。 (元駐車場の警備員) 「そこの公園を潰して駐車場にしたら?そんな事を言っていた。足りないからですね」 現場ではそんな声があがっていたようです。駐車場の隣には鹿児島市の文化公園がありますが取材中、利用する人はほぼいませんでした。 (内田直之キャスター) 「すぐ隣にあまり利用されていない公園がある。文化公園を駐車場にすればいいのでは?そんな声もあったんですが。いかがでしょうか?」 (鹿児島市文化振興課・西瀬戸一郎課長) 「公園は公園としての役割があると思う。公園の在り方も考えないといけないが私の方からは何とも言えない」
■過去に“立体化”も検討された駐車場 しかし…実現には至らず
慢性的な駐車場不足は長年の課題です。2003年の鹿児島市議会で「駐車場の立体化」について質問がありましたが、鹿児島市は「隣接する文化公園との調和も考慮して建設されている。景観上の問題などから難しい」と答弁。実現には至っていません。 鹿児島市はこの問題とどう向き合っていくのでしょうか? (鹿児島市文化振興課・西瀬戸一郎課長) 「駐車場の台数の問題、使用する機器の問題など色んな要因がある。庁内の関係課、駐 車場の専門の事業者にも意見を聞きたい」 駐車場の構造も含めて検討したいということでした。
■新スタジアムの候補地に…!?避けては通れない“渋滞問題”
(内田直之キャスター) 「駐車場が低料金なのは素晴らしい行政サービスです。1人1人が早めに訪れる意識を持てばもう少し混雑は和らぐかもしれません。一方ですぐそばのアクロスプラザ与次郎は きょうから駐車場が有料になりました。ホールの目の前には新たな有料の駐車場も作られています。駐車環境は変化しています。今後、スタジアムの候補地になるとすれば渋滞問題は避けては通れない大きな課題です」 (KYT news every.かごしま 9月17日放送)