奈良の土砂崩れ、人体確認 和歌山不明70代男性か
奈良県下北山村の国道169号で土砂崩れに車が巻き込まれ、男性1人が救助された事故で、県広域消防組合は28日、上半身とみられる人体の一部を現場で確認したと明らかにした。行方が分からなくなっている和歌山県の70代男性の可能性があるとみて身元の確認を急ぐ。 県警や消防はファイバースコープで屋根やタイヤホイールなど車両の一部を発見。車両周辺の土砂を取り除き、人体を目視した。性別は不明で、着衣は確認できないという。今後は車両を切断するなどして救助する。 県警や消防は26日、土砂に埋まっている可能性があるとして捜索していた別の車1台を発見。70代男性の車とナンバーが一致した。