佐久間宣行とバカリズムが2人で実現したいことは?仕事場のこだわりも『佐久間宣行のヨコク!』
テレビプロデューサーの佐久間宣行がパーソナリティを務めた1時間の特別番組『佐久間宣行のヨコク!』がニッポン放送で9月23日(月・振)に放送された。ゲストには「ウレロ☆シリーズ」などで旧知の仲であるバカリズムを迎え、2人の共通点である「自分の仕事場」に関するこだわりや、これから実現したい仕事についてたっぷりと語り合った。
最近仕事用の部屋を借りた佐久間と、10年以上前から仕事部屋を借りているバカリズム。バカリズムは、ラーメンズ・小林賢太郎のコンテナへ遊びに行ったことがきっかけで仕事部屋を持つことに決心がついたという。「資料とかちゃんと全部あって、すごくやりやすいというか。それで憧れて『いいなぁ。こういうの持ちたいな』と思って、やっと借りることになったんです。今使っているところは2代目なんですけど、初代の作業場は恵比寿のそれこそデザイナーズマンション的な、コンクリート打ちっぱなしのところで、とにかくもうクリエイター感を出したかった」と当時を振り返った。 佐久間に「クリエイターの中に入りたかった?」とツッコまれると「そうそうそう(笑)」と認め、「クリエイティブなことをやってるっていう風に自分を騙すことによって、発想を出しやすくするみたいな。でも、コンクリート打ちっぱなしだから冬は寒いし、作業環境としてはすごい劣悪で、それで今の普通のファミリー向けのマンションに引っ越したんです」と部屋選びの理想と現実を吐露。 そんなバカリズムの現在の仕事部屋は、コロコロコミックやジャンプに囲まれているそう。「初代は全部見えないようにしていて、全然無駄のない作業場だったんですけど、好きなものに囲まれた方が刺激もあるし、視界にいろいろ入ってくる方が作りやすいし、休みの日は遊べるし、みたいな」と、数々の作品を生み出だすバカリズムならではの仕事部屋の作り方を明かした。 そして、話題は“目標や将来を言葉にすること”を意味し、今回の番組タイトルにもなっている“ヨコク”について。今年・5年後・30年後のスパンでやりたいことを佐久間とバカリズムが語った。 佐久間の今年の“ヨコク”は「変な仕事をする」こと。「もうすぐ50代になるじゃないですか。48・49才くらいで変な仕事をした人が、50代で新しいことが出来てるっぽいんですよ。変な仕事というか……例えば、秋元康さんがAKB48を始めたのが47才の時。糸井重里さんが『ほぼ日刊イトイ新聞』を始めたり、『MOTHER2』もその頃かな。要は40代後半で本業と違う仕事を結構やってる。だから、今までやったことのない仕事を今年の“ヨコク”としてやろうと思ってる。それは今年の“ヨコク”であり、50代の“ヨコク”のために、48のこの年は変わった仕事をやってみよう、という時期として考えていて。で、それを踏まえて5年後の“ヨコク”は『その変な仕事のどれかをちゃんとした仕事にする』というのが目標。今この1、2年で変な仕事たくさんやっといて、5年後お笑い以外のもう1個、変わった本業にしたいなって思ってる」と語ると、バカリズムは「なんか希望に満ち溢れてる」と感心した様子で聞き入っていた。 さらにトークは今後2人で実現したいことの話題に。2026年が「ウレロ☆シリーズ」の15周年ということで、何か考えたいという佐久間。「ウレロに出てた人たち、みんなすごくなっちゃった」と嘆くと、バカリズムもうなずきながら「ねぇ!すごくなったし、みんな年取りましたよね(笑)スタッフさんもそう。みんな若かったのに(笑)結婚した人もいっぱいいるし」と、2人で「同窓会みないなことをしたい」と展望を語り合った。 他にも、番組内ではバカリズムの今後の“ヨコク”や、佐久間が自身のレギュラー番組であるニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』でたびたび語っている仕事場の詳しい話についてもトークを繰り広げた。