マフィアからF1、韓国ドラマまで、11月に観たいNetflixやPrime Videoなどで配信のおすすめドラマ
コリン・ファレルの怪演が光る『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』や、ケイト・ブランシェットが官能的で悲劇的なジャーナリストを演じた『ディスクレーマー 夏の沈黙』など、U-NEXT、AppleTV+で配信中の11月にチェックするべき作品をピックアップ。 【写真を見る】今年配信された話題作一覧をチェック(全41作)
■『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』 コリン・ファレルがオズ・コブ(通称 ペンギン)役で出演する全8話のDCスタジオ作品。ワーナー・ブラザース映画による世界的大ヒット作『THE BATMAN-ザ・バットマン-』から続く、マット・ リーヴス監督による壮大なクライム・サーガ。ショーランナーはローレン・ルフラン。本シリーズでは、映画でコリン・ファレルが演じたキャラクター・ペンギンを中心に、マフィアの権力争いが描かれる。特殊メイクによりまったくコリン・ファレルとは分からないペンギンの顔はもちろん、声色、体型などその演技力に圧倒される。 U-NEXTにて独占配信中、全8話。(最終話は11月11日配信) ■『ディスクレーマー 夏の沈黙』 画像提供 Apple TV+ 監督と脚本を務めるのは『ROMA/ローマ』がベネチア国際映画祭2018で金獅子賞を獲得し、アカデミー賞はじめ同年度の賞レースを席巻したアルフォンソ・キュアロン。ある日、人気ジャーナリストのキャサリン(ケイト・ブランシェット)の自宅に差出人不明の小説が届く。そこには夫や子どもにも秘密にしてきた自身の過去を暴露する物語が書かれていた。恐怖に襲われるキャサリンだったが、次第にその秘密は家族に知られることとなり……。 AppleTV+で配信中、全7話。(最終話は11月8日配信) ■『セナ』 世界的F1ドライバー、アイルトン・セナの知られざる人となりを描くドラマシリーズ。さまざまな障壁を乗り越え、人生の浮き沈みや喜びと悲しみを経験していく等身大のセナから、彼を取り巻く人間関係や苦悩が浮き彫りになっていく。物語は、レーシング・ドライバーとしてのキャリアを積み始めた初期の頃から始まり、フォーミュラ・フォードに参戦するために英国へ渡った彼が、3度にわたりF1チャンピオンに輝きながらも、イタリアのイモラで行われたサンマリノグランプリで悲劇的な事故にあうまでの、道のりをたどっていく。 Netflixシリーズ「セナ」11月29日(金)より世界独占配信。 ■『愛のあとにくるもの』 坂口健太郎とイ・セヨンがダブル主演を務め、辻仁成とコン・ジヨンによるベストセラー小説をドラマ化した純愛ラブストーリー。韓国から日本に留学したチェ・ホンは、小説家を目指す青木潤吾と運命的な恋に堕ちる。しかし些細な行き違いにより別れてしまい韓国へ帰国。5年後、小説家となった潤吾と偶然韓国で再会し、後悔の思いを告げられる。心を乱されるホンだったが……。日本と韓国で撮影した豪華ロケーションも見どころ。 Prime Videoにて見放題独占配信中、全6話。 ■『さよならのつづき』 有村架純と坂口健太郎がW主演し、岡田惠和が脚本を務めるNetflixシリーズ。菅原さえ子(有村架純)は、恋人の中町雄介(生田斗真)からプロポーズを受けた日に、彼を交通事故で失ってしまう。仕事に没頭しようとするさえ子だったが、日を追うごとに雄介の愛の大きさを実感していた。一方、そんな雄介の心臓を移植され命をつないだ大学職員の成瀬和正(坂口健太郎)。リンゴ園を営む妻のミキの実家で暮らしていたが、時々フラッシュバックする自分のものではない記憶に違和感を覚えていた。 Netflixで11月14日から独占配信開始、全8話。 ■Amazon Originalドラマ『龍が如く ~Beyond the Game~』 セガの大ヒットゲーム『龍が如く』シリーズを基にしたオリジナル脚本。神室町を舞台に、“堂島の龍”と呼ばれる主人公、桐生一馬の成長物語を描くクライム・サスペンスアクション。喧嘩では右に出るものはいない桐生一馬は、義理人情に厚く、強く、正義感あふれる男。養護施設でともに育った家族同様の幼馴染たちを守るため、あることをきっかけに極道の世界に身を置くことになる。1995 年と 2005 年のふたつの時間軸を交差させながら桐生と幼馴染たちそれぞれの人生をドラマティックに描く本作の主演は竹内涼真。監督を務めるのは、ドラマシリーズ『全裸監督』の総監督を務めた武正晴。 Prime Videoで世界独占配信中、全6話。
編集と文・遠藤加奈(GQ)