「日本は長年不在だった名ストライカーを見つけた」イランとの大一番へ上田綺世に伊から熱視線 | AFCアジアカップカタール2023
【サッカー日本代表・ニュース】森保一監督率いる日本代表は3日、AFCアジアカップカタール2023の準々決勝でイランとの大一番を迎えるが、イタリアでは今大会で4得点を挙げているFW上田綺世にスポットライトが当てられている。 【動画】アジア4強を懸けたイラン戦直前情報【2/1&2/2 日本代表トレーニング】
AFCアジアカップ カタール2023のラウンド16でバーレーンを3-1で下し、9大会連続となるベスト8入りを果たした日本。森保一監督率いるサムライブルーは3日、準々決勝でローマのFWサルダル・アズムンらを擁するイランとの対決に挑む。 アジアの強豪同士の一戦は、カルチョの国からも熱視線が注がれている。イタリア紙『Corriere dello Sport』は、「最も好調で有力な2チーム、イランと日本によるビッグマッチ」と評したほか、イタリアの大手ポータルサイト『Virgilio』は2日、アジア杯の特集の中で「前回の準優勝国で大本命の日本」に注目した。 「明日は日本の出番だ」と指摘すると、今大会でインドネシア戦のドッピエッタ(1試合2得点)を含む4得点をマークしているFWの上田綺世を紹介。「フェイエノールトに所属するFWウエダは、すでに4ゴールを記録し、ここまで決定的な貢献を見せている」と活躍を評価した。 さらに日本が長らく、センターフォワードの人材不足に悩まされていたことにも言及。「サムライブルーは、長年にわたって、特筆すべきCFが不在であることが語り継がれてきたが、おそらくそのCFを見つけたのかもしれない」と述べると、「日本はイランに挑むためのボンベル(名ストライカー)を見つけた」と強調した。 また特集では、対戦相手のイランの台所事情にも触れている。来季のインテル加入の可能性が報じられているポルトの31歳FWメフディ・タレミが不在となることに言及。「モリヤスのチームは、”インテルの婚約者”タレミのイランと対戦するが、日本にとって幸運なことに、元インテル指揮官のエクトル・クーペル率いるシリアとの試合で受けたレッドカードにより、出場停止となる」と綴った。 なお上田を巡っては、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』もバーレーン戦の直後に賛辞の言葉を綴っている。「(バーレーン戦の)決着をつけたのはウエダだった。美しいドリブルを見せた後、ミサイルのような地をはうシュートで3-1とした」と述べた。 試合情報 イラン vs 日本 : 準々決勝 試合時間:2024年2月3日(土)日本時間20:30 会場:エデュケーション・シティ・スタジアム