井上尚弥 外国人選手とのスパーリング打ち上げ「もうバッチリ」
◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)タイトルマッチ12回戦 4団体統一王者・井上尚弥―WBC同級1位ルイス・ネリ(5月6日、東京ドーム) 世界4団体スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥が18日、約1か月の海外勢とのスパーリングを打ち上げた。招へいした14戦全勝(10KO)で元WBCユース・フェザー級王者ジョナタン・ロペス(米国)と26歳でプロ戦績26勝(13KO)1敗のWBA同級11位ケビン・ゴンサレス(メキシコ)は先月17日に来日。この日、井上はロペスと4ラウンドのスパーリングを行い、2人との練習を終えた。 ▽井上に聞く ー海外選手とのスパーリングを終えて 「手応えは十分ありですね。この高いレベルの相手たちに自分のボクシングを当てはめることができた。ネリそっくりなタイプはいないが、こういった選手たちに自分のスタイルやボクシング、やりたいことを当てはめることができたら、もちろんネリにも通用する部分はあると思う。もうバッチリですね」 ―スパーリング自体はいつ終えるのか 「やっても、来週はじめが最後かなと思います」 ―残り3週間切ったが、減量は 「もう入っています。バンタム級に比べたら良いですけど、スーパーバンタム級でやる以上、そこでのベストはつくらないといけないですからね」 ―興行チケット売れ行き良く、完売まで残り3000枚 「どの座席でも良さはあると思う。リングサイドで試合を観る良さ、たとえ後ろの方の座席だったとしてのドーム全体を見渡せる良さ、雰囲気を含めていろいろ味わえると思うので」 ―今後の日本ボクシング界にとっても大事な東京ドーム興行 「今後、東京ドームでやれるか分からない。今回次第だと思うし、それぐらい今回はでかいものだと感じている。満員のお客さんと、その日を共有したいなと思っている」
報知新聞社