大型で猛烈な「台風18号」“最強クラス”台湾直撃か その後、沖縄に接近のおそれ【最新進路と雨風シミュレーション】
大型で猛烈な台風18号(クラトーン)は3日にかけて台湾に上陸する見込みで、現地では外出を控えるよう呼びかけるなど緊張感が高まっています。その後、3日から5日頃にかけて沖縄地方に接近するおそれがあり、うねりを伴った高波に警戒し、強風に注意してください。 【写真を見る】大型で猛烈な「台風18号」“最強クラス”台湾直撃か その後、沖縄に接近のおそれ【最新進路と雨風シミュレーション】 大型で猛烈な台風18号は1日午後3時には、南シナ海にあって、ゆっくりした速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。 衛星画像を見ると、台風の目がはっきりとしてドーナツ状になり、勢力が強いことがわかります。 台風18号は勢力を弱めながら南シナ海を北上しますが、3日にかけて台湾に上陸するおそれがあります。現地では、過去最強クラスに匹敵する勢力で接近すると伝えられていて、外出を控えるなど厳重な警戒を呼びかけています。 気象庁は台風の勢力を示す目安として、風速(10分間平均)をもとに強さを表現。「強い」は33m/s以上~44m/s未満、「非常に強い」は44m/s以上~54m/s未満、「猛烈な」は54m/s以上となっています。 猛烈な風は、電柱が街灯が数多く倒れるほか、家屋が倒壊することもあり、屋外での行動は極めて危険とされています。 台風はその後、3日から5日頃にかけて沖縄地方に接近する見込みです。うねりを伴った高波に警戒し、強風に注意してください。台風の進路や勢力によっては、警報級の暴風や大雨、高潮となるおそれがあります。 また、台風の直接の影響はありませんが、全国各地では4日頃まで雨が降るところがありそうです。 最新の台風情報に注意してください。
大分放送