【ヤクルト】田口麗斗、ポケモンの前で誓う「ピッチングスタイルはNEW田口」ハワイ自主トレへ
ビッグアイランドで、炎の翼を手に入れる。ヤクルト田口麗斗投手(29)が、進化を誓った。21日、後輩の丸山翔大投手(26)らと自主トレ先のハワイへ成田空港から飛び立った。 出国前の写真撮影は、息子も大好きだというポケモンの前で。ヒトカゲ、リザードから進化したリザードンの前を選択。12年目の来季へ向けて、田口も進化型を目指す。「ピッチングスタイルはNEW田口じゃないかな」と予告。「キーワードはインコース」と言い「去年抑えやらしてもらっていた時は、外だけでも抑えられていた。それができれば一番いいけど、相手が嫌がるような組み立てができたら」と効果は抜群の攻撃を繰り出す。 マスターボール級の新球も用意している。その全貌は「まだ早い」とけん制したが「キャンプから実戦に入るタイミングでは多分しっかり使っていくと思うし」と不敵な笑みを浮かべた。今季は開幕翌日に抹消。抑えの座も失い、41試合で7セーブだった。狙うはポケモンマスターではなく、試合を締めるクローザー。巨人に加入した前中日マルティネス、広島栗林ら、ライバル球団の守護神候補の名前を挙げ「もちろん同じチームで、そこの争いも勝たなきゃいけないと思ってますけど、他球団の選手と争うっていうところまで行けるように」と鼻息を荒くした。 「やっぱり、やるからには取りたいし、取らなきゃいけないと思ってます」。猛者との戦いを制し、初のセーブ王のタイトルもゲットだぜ!【栗田尚樹】