ビリー・アイリッシュ、Google Mapsと提携しツアー中にファンを持続可能な選択肢へ誘導
ビリー・アイリッシュが、Google Mapsとの新たなパートナーシップにより、音楽界で最も環境問題に関して先進的なアーティストの一人として、さらにその存在を際立たせている。 現地時間2024年9月29日にカナダのケベックシティで開幕するビリーの【ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト・ツアー】の一環として、ファンはGoogle Mapsを使用して、43都市を巡るワールド・ツアーの多くの会場で、環境にやさしい交通手段や植物由来の食品の選択肢を見つけることができる。 持続可能な移動手段を求めるファンにはMapsを通じ、燃料効率の良いルート、徒歩、自転車シェアリング、公共交通機関などのヒントが提供される。ツアーが訪問する各都市で、車で移動するのと同等の利便性と速さで移動できる場合、徒歩または公共交通機関のルートが提供される。 また、アトランタ、ボルティモア、シカゴ、デトロイト、ロサンゼルス、ミネアポリス、ナッシュビル、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンD.C.では植物性ベースの食事を取れる場所が推薦される。ファンはMapsでこれらのツアー都市の1つを検索しスクロールダウンするだけで、ビリーのお勧めを見つけることができる。 ビリーは声明で、「これからの数か月間、私の公演で皆さんにお会いできることを、そして一緒に協力しながら輸送や食生活に関する自分たちの環境への影響を減らしていけることを楽しみにしています。どんな行動でも、それがどんなに小さくても大きくてもすべて重要ですし、みんなで力を合わせれば本当に美しい私たちの地球を癒やし始めることができるのです。Google Mapsのおかげで、私の公演に来てくれる人たちは素晴らしい持続可能な選択をするのに役立つリソースに簡単にアクセスできるようになります。気にかけてくれてありがとう。またすぐに会いましょう!」とコメントしている。 今年の米ビルボードとのインタビューで、ビリーと母のマギー・ベアードは、ビリーのキャリアに持続可能性の対策を取り入れることについて語った。ビリーの母は植物由来食品へのアクセスを推進する団体Support + Feedの創設者だ。 ビリーは、「終わりのない、とんでもない戦いです。誰もが知っているとおり、他人に気にかけさせるのはかなり無理があります。できるのは自分の信念を表明して説明することだけですが、多くの人々は気候変動の深刻さを理解していません。理解していても、“どうせみんな死ぬんだし、何の意味がある?”という感じです。ほんと、私もそう感じています。でも、“何の意味がある?”という問いは、どちらにも当てはまるんです。“何の意味がある?私は好きなことをすればいい。どうせみんな死ぬんだし”。あるいは、“何の意味がある?ここにいる間に正しいことをした方がいいかもしれない”。それが私の見解です」と話していた。