「皆さんにぜひ共有したい」町田FWエリキが信念とするプロ意識とは?「サッカーをするために生まれてきた」
「相手は気にしていない。チームメイトを守る気持ちの方が大きい」
FC町田ゼルビアのFWエリキが、クラブの公式YouTubeチャンネルで、自身の信念について語った。 【動画】ゼルビアが公開したエリキのインタビュー 昨季に町田に加入したエリキは、30試合で18得点をマークする活躍でクラブ初のJ2優勝とJ1昇格に貢献。昨年8月の清水エスパルス戦で左膝に全治8か月の大怪我を負って戦線を離れたにもかかわらず、J2のMVPにも選出された。 その負傷を乗り越え、5月3日に行なわれたJ1第11節の柏レイソル戦(2-0)で約9か月ぶりに公式戦に復帰。続く6日の12節・京都サンガF.C.戦(3-0)、11日の湘南ベルマーレ戦(0-0)でも途中出場を果たしている。 そんな29歳は、インタビューの中で、負傷離脱から得た学び、ポジションを争うライバルでもサポートを重視している点、今季の目標などについて語っている。 そして、常に前向きな“エリキマインド”について、「皆さんにぜひ共有したい」と語っている。 「私は、サッカーをするために生まれてきたという自負があります。このことは非常に深い意味があり、ピッチに立った時は常に勝利を目ざす強い気持ちを持っています。あまり相手のことは気にしていない。それよりも、チームメイトを守る気持ちの方が大きい。そういう意味から、チームメイトをしっかりサポートしたいですし、戦って勝つところに繋がっている」 ブラジル人ストライカーは、「また、客観的にも、自分の立ち位置を理解しています。それが、プロとしての自分の源であるので、責任感はそこから来ていると思います」と続けた。 このプロ意識は、町田の黒田剛監督のサッカーにも合致していると言えそうだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部