7歳の娘が近所のおじさんから「お年玉」をもらいました。お返しは必要でしょうか?
お年玉は、家族や親戚からもらうことが一般的ですが、なかには知人や近所の人からもらったことのある方もいらっしゃるかもしれません。その場合に迷うのが、お返しを渡すべきなのかどうかです。 そこで今回は、お年玉をもらった際の対応や、マナーについて解説します。近所の方と今後もよい関係性を築いていくためにも、適切な対応について覚えておくと安心です。
家族や親戚以外からお年玉をもらうこともある
家族や親戚からもらうイメージの強いお年玉ですが、知り合いや近所の方からもらうケースもあるようです。 株式会社集英社が出版している雑誌「LEE」のWebサイトでは、近頃のお年玉事情について、アンケート調査を実施しています。その調査結果によると、お年玉をもらう相手の割合は、以下の通りとなりました。 1位:祖父母(182人) 2位:おじおば(149人) 3位:両親(112人) 4位:知人(15人) 5位:近所の人(5人) ※その他(34人) 祖父母やおじおば、両親と並ぶなか、少数ではありますが「知人」や「近所の人」といった回答が見られました。住んでいる地域によっては、住人同士の関わりが多かったり仲がよかったりして、お年玉をもらうケースもあるようです。
近所の方からお年玉をもらったらお返しをするべきなのか?
近所の方からお年玉をもらった際に、お返しを渡すかどうかを悩む方もいらっしゃるでしょう。もし相手に子どもや孫がいれば、こちらもお年玉を渡すことでお返しとして成立します。 しかし、相手に子どもがいないとか、相手の子どもと自分の子どもの人数が異なるといった状況ならば、無理にお返しを用意する必要はないでしょう。 マナーとしては、しっかりと感謝の気持ちを伝えることが大切です。子どもの年齢が低くて、自分でお礼がいえない場合には、親が代わりに感謝を伝えるようにしましょう。 しかし、いただいた金額が大きい場合や、お返しを渡したいと思うのであれば、お菓子やお茶などの手土産を渡すのがよいでしょう。その際、あまり高価なものでは負担に感じてしまうこともありますので、もらったお年玉の半分から同等程度の金額を目安にすると安心です。 「かしこまってお返しを渡すと気を遣わせてしまうかも」と心配な方は、旅行に行ったタイミングでお土産を買ってきて、渡すというのも方法のひとつです。自然な形で渡せるため、相手も気を遣わずに済むかもしれません。