第2次石破内閣発足 特別国会召集で静岡県内選出議員も初登院 新人議員らが決意語る
2024年10月の衆院選を受けた特別国会が11月11日に召集され、静岡県内選出の新人議員らもそれぞれの決意を胸に初登院しました。総理指名選挙では決選投票で石破総理が再任され、11月11日夜、第2次石破内閣が発足しました。 「開錠!」 午前8時、国会議事堂の正門が開かれ、10月27日の衆院選で当選した議員が続々と国会に姿を見せました。新人議員で比例復活で当選した立憲民主党の鈴木岳幸氏は にこやかな表情で初登院しました。 <立憲(静岡2区・比例復活)鈴木岳幸衆院議員> 「秘書時代には国会のこの地に立ったことはありますが、やはり議員として立つというのは別のものがありますので、これからしっかりと身を律して、皆さんのご期待に応えられるような政策を作りあげたいと思っています」 同じく新人で比例東海ブロック選出の公明党・西園勝秀氏です。 <公明(比例東海ブロック)西園勝秀衆院議員> 「昨今、自然災害が頻発しております。南海トラフ地震へも備えていかなければなりません。選挙戦で訴えた防災庁の設置にしっかりと取り組んでまいります」 激戦の静岡4区を初めて制した国民民主党の田中健氏は、2期目の意気込みを語りました。 <国民(静岡4区) 田中健衆院議員> 「多くの期待とともに大きな責任を負ったということで、気を引き締めて頑張っていきたいなと思っております。特に103万円の壁については早期の実現を目指していきたいと思っています」 小選挙区の議席を奪還した静岡6区選出の渡辺周氏は、今後の「野党連携」の可能性について触れました。 <立憲(静岡6区) 渡辺周衆院議員> 「国会が始まれば、また政策協議が始まりますので、共通点を見つけながら、徐々に信頼関係を作っていくことができれば、おのずと野党連携の芽は出てくると思います」 一方、小選挙区で野党候補に敗れ比例復活した自民党議員は…。 <自民(静岡4区・比例復活)深沢陽一衆院議員> 「もう一度、一人一人の有権者の皆さま、地域の皆さまに自分を知っていただく、そのためには何をしなければいけないのか、そのことを考えながらきょうは初登院させていただきました」