来春の秋田市長選どうなる? 現職・穂積市長「前向きに検討」 11月議会で態度表明へ
来年春の秋田市長選に向けてこれまでに立候補を表明した人はいません。現職の穂積市長は25日の記者会見で「前向きに検討している」と話し、今週から始まる11月議会で態度を示す方針です。 【秋田市・穗積市長の会見から】 「1つは災害に強いまちづくり、被災を経験した市長だからこそその道筋をつけるべきだという意見もいただいている。一方ではスタジアムも含め、外旭川の街づくりも含めまだ道半ばであると。私としてはそういった意味で前向きにとらえながらも、今議会中には何らかの判断をしないといけないと今のところ思っている」 当初、秋口までには態度を示すと話していた穂積市長ですが判断が遅れたことについては新スタジアムや外旭川のまちづくりの進捗、衆院選などを考慮したということです。 そのうえで、市長選での争点にもなる新スタジアム建設については、候補地を八橋運動公園内で現在は第2球技場と運動広場がある場所に絞り既存施設の代替地も含めて県とブラウブリッツの3者で合意を目指す考えです。整備場所などの合意ができれば事業主体や整備手法についても一定の道筋がつくとし年度内の議会への提出をめざしています。
秋田朝日放送