相模原ライズ、フロンティアーズに逆転負け X1スーパー首位攻防戦
アメリカンフットボール日本社会人リーグの「X1スーパー」第3節が9月29日、富士通スタジアム川崎(川崎市)で行われ、ノジマ相模原ライズ(以下、ライズ)は富士通フロンティアーズ(以下、フロンティアーズ)に13-31で敗れた。観客数は1102人。(相模原町田経済新聞) 開幕2連勝の2位ライズが満を持して、昨シーズン王者の1位フロンティアーズに挑む首位攻防戦。試合はフロンティアーズがフィールドゴールで先制。ライズもラインバッカー(LB)永田大河選手のインターセプトをフィールドゴールにつなげて同点。 第2クオーター、フロンティアーズのランニングバック(RB)トラショーン・ニクソン選手が巧みなランでライズのディフェンスをはがしてエンドゾーンに達する。ライズはクオーターバック(QB)カート・パランデック選手がライン際を走るワイドレシーバー(WR)テイ・カニンガム選手にロングパスを通すなどしてタッチダウン。このホットラインで主導権を握ったライズが前半終了間際にフィールドゴールを決め、13-10とリードして試合を折り返す。 後半、ライズはパントキックでフィールドポジションを確保し、ターンオーバーから再びカニンガム選手へのパスを試みるも、フロンティアーズが自陣エンドゾーン内でインターセプト。反転攻勢で、WRサマジー・グラント選手がパスをキャッチしてエンドゾーンまでの80ヤードを駆け抜ける。さらにニクソン選手のタッチダウンランなどで点差を広げる。ライズは最終盤にエンドゾーンまで迫ったが加点ならず、逆転負けを喫した。 試合後、ライズの城ヶ滝一朗ヘッドコーチ(HC)は「勝負どころで個の力の差が出た」と振り返り、次の東京ガスクリエイターズ戦に向けて、「昨シーズンは負けてしまったが、大勝して力の差を見せたい」と意気込みを見せる。
みんなの経済新聞ネットワーク