この夏まだ一度も「冷房」を使用していません。今からエアコンの試運転は遅すぎますか?電気代も知りたいです
エアコン試運転の所要時間はどれくらい必要?
エアコンの試運転では、30分~1時間ほど稼働させる必要があります。まずは、最低温度(16~18度)に設定して10分間稼働させ、冷たい風が出てくるかチェックします。 さらに、30分ほど続けて稼働させ、部屋が十分に冷えるか、異臭や異音、水漏れがないかを確認しましょう。もし、冷房を稼働させても室温がなかなか下がらなかったり、異音や異臭がしたりする場合は、ただちに使用を中止し、販売店やメーカーなどに相談しましょう。
試運転にかかる電気代の計算方法は?
エアコンの試運転を実施するにあたって、電気代はいくらぐらいかかるのか気になる人もいるでしょう。 エアコンの電気代は「消費電力(キロワット)×使用時間(時間)×電力料金単価(円/キロワットアワー)」で計算できます。電力料金単価を31円/キロワットアワーとして、消費電力0.5キロワットのエアコンを30分(0.5時間)稼働させる場合「0.5キロワット×0.5時間×31円/キロワットアワー=7.75円」です。 同様に、1時間あたりの電気代を計算すると「0.5キロワット×1時間×31円/キロワットアワー=15.5円」となります。 製品により電気代は異なり、試運転には最大消費電力が使われる可能性もあるため、あくまで仮のコストではありますが、試運転に1時間かけても電気代は高額にはならないため「もったいない」と思わずにしっかり実施しましょう。
エアコンの試運転は5月ごろがベスト
暑い時期になるとエアコンの出番ですが、今シーズンまだ一度も冷房を使用していないのであれば、事前に試運転をしておくことが大切です。試運転はエアコンが故障していないか、不具合はないかを確認するために行うものです。 もし修理が必要でも本格的な夏がきてしまうと混み合っていてすぐに対応してもらえない可能性が高いため、なるべく早めに確認しておいたほうがよいでしょう。試運転のベストシーズンは5月ごろと考えられます。 試運転の所要時間は30分~1時間で、電気代も数十円程度と想定されます。早めに実施しておきましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部