宮城・石巻地方の73年前の暮らしや風景 当時の米軍軍医が撮影した写真展
khb東日本放送
宮城県石巻地方の73年前の人々の暮らしや風景などを紹介する写真展が開催されています。
この写真展で展示されているのは、1951年に松島基地に駐留していたアメリカ軍の軍医ジョージ・バトラー大尉が、石巻地方の人々や風景を撮影したカラー写真やモノクロ写真約200点です。 石巻市にある神社の表参道の様子を写した写真からは、多くの人が行き交いにぎわいの様子が伺えます。 かつての松島パークホテルの写真は、カラー写真はほとんど残っておらず大変貴重だということです。 「アメリカの人が?地元の人じゃないんですね。昔ってこうだったんだ、やっぱ人が多いなみたいなね」 展示されている写真の中には撮影場所がはっきりしない物もあり、写真展を企画した石巻アーカイブは多くの人に写真を見てもらい、情報を提供してほしいと呼び掛けています。 石巻アーカイブ加藤進太郎さん「73年前の宮城県の姿を、カラーという形で身近なものとして見てもらえればいいなと思います。是非こちらに来て見ていただいて、この人なんか知ってるとか、この人見覚えがある。誰々さんじゃないっていう情報がありましたら教えていただければ」 写真展は10月28日まで、石巻市のホシノBOXピア1階の人とアーカイブの交差点で開催されています。開館は毎週金曜日から月曜日までです。
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