ルサンチカ「まさらまち」開幕、男性キャスト3人と「更地」につながる新作に挑戦
ルサンチカ 新作公演「まさらまち」が、本日12月20日に京都・京都芸術センター 講堂で開幕する。 【画像】ルサンチカ 新作公演「まさらまち」より。(他7件) これは、来年太田省吾の戯曲「更地」を、京都芸術センターで上演するルサンチカが、その準備として行う新作公演。「まさらまち」では、「更地」の物語から着想を得て、ルサンチカが“家と付随する生活”について実施したインタビューを元に、創作される。 開幕に際し河井朗は「ルサンチカとしてはオーディションでキャストを募ったのは初めての試みでした。『更地』のことを思えば男性と女性をキャスティングしておくのが順当だったのかもしれません。けれど、3人の男性キャストとの協働を決めました。私たちが立ち上げた三つの生活には『女』からの目線がありません。けれど、想像することはできます。いなくても、忘れても、思い出そうとすることはできる。そうやって不在が『更地』に繋がるものになりました。もちろん『更地』を知らなくてもお楽しみいただける、楽しいゲームのような作品になったと思います。ご来場、お待ちしています」とコメントした。 上演時間は約1時間10分、公演は12月23日まで。 ■ ルサンチカ 新作公演「まさらまち」 2024年12月20日(金)~23日(月) 京都府 京都芸術センター 講堂 □ スタッフ 構成・演出:河井朗 ドラマトゥルク:蒼乃まを □ 出演 秋元隆秀 / 大石英史 / 田辺泰信