フリーターで「実家暮らしの20代息子」が家にまったくお金を入れません…このままでいいのでしょうか?
収入の少ないフリーターや無職の場合は国のサポートを活用するのもあり
なかには、収入が極端に少ない、またはニートの若者もいます。この場合は、国のサポートを活用して正規雇用を目指す方法があります。 例えば「地域若者サポートステーション」に相談できるかもしれません。これは厚生労働省委託の支援機関で、働くことに悩みを抱えている15~49歳までを対象に、職場定着までを全面的にバックアップしてくれます。 「人間関係でつまづいた」「コミュニケーションが苦手」といった若者でも、個別に相談したうえで「コミュニケーション講座」「ジョブトレ(就業体験)」など各種支援により働く力を身につけられます。
実家暮らしでお金を入れない若者は36%! 収入に応じた金額設定や国のサポートで正規雇用を目指すのもあり
実家暮らしをしている20~30歳の若者の36%は、家にお金を入れていないことが分かりました。こうした状況が進むと、一人で生きていく生活力が身につかないと心配する親御さんもいらっしゃるでしょう。 家に入れるお金の平均額は3万3623円でしたが、5000円の人もいたことから、収入に応じた無理のない金額設定をしてみるのもおすすめです。収入が極端に少ないフリーターや無職の場合は、地域若者サポートステーションのような、国の支援機関を活用することで子どもの将来に備えられるので、検討してみるのも方法の一つです。 出典 国税庁長官官房企画課 令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-(21ページ) 保険マンモス株式会社 実家暮らしの方へのアンケート(自社調べ) 厚生労働省 地域若者サポートステーション サポステとは 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部