(写真：朝鮮日報日本語版) ▲郭種根（クァク・チョングン）陸軍特殊戦司令官。2024年12月10日撮影

　【NEWSIS】韓国与党・国民の力は19日、「『12・3非常戒厳』事態で捜査を受けている郭種根（クァク・チョングン）陸軍特殊戦司令官と趙志浩（チョ・ジホ）警察庁長に最大野党・共に民主党寄りの弁護人が接触し、『汚染陳述』をしたという情報提供を受けた」と主張した。 【写真】「韓東勲暗殺班、米国側から多くの情報」と主張するを共に民主・金炳周議員のライブ配信に出演した郭種根・司令官

　国民の力の劉相凡（ユ・サンボム）議員は19日午前、院内対策会議で「現在、捜査機関は参考人の出席を強く迫り、『弁護人がいないなら国選弁護人を付けてやるから、早く出てこい』と促しているそうだ」と述べた。 　その上で「さらに懸念されることに、共に民主党側の政治工作を示唆する状況が既に出始めている」とも言った。 　劉相凡議員は「『国会議員を引きずり出せという指示を尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領から受けた』と言った郭種根司令官は、共に民主党所属のある議員の紹介で同党寄りの弁護士を選任し、捜査序盤に『汚染された陳述』をしたという情報提供がある」と言った。 　さらに、「これらの弁護士は最初の調査で郭種根司令官に無理な陳述を強要した後、令状実質審査直前に一括辞任した疑惑まである」とも語った。 　また、「『李在明（イ・ジェミョン）共に民主党代表の偽証教唆について無罪判決を下した判事に対し、逮捕指示があった』と警察の調査内容と異なる虚偽の主張をした趙志浩警察庁長の弁護人は、かつて文在寅（ムン・ジェイン）政権時代に（同政権の）与党寄りの人物とされた人物だ」と言った。 　劉相凡議員は最後に「今回の非常戒厳事態で捜査機関の調査が予定されていたり、通知を受けたりした軍・警察関係者に、特定の政治色を持つ法律家が接近し、事実と異なる陳述をさせるなら、これは典型的な司法妨害行為だ」と指摘した。 シン・ハンソプ記者、ハン・ジェヒョク記者