フランシス・ガヌー、ジョシュア戦の次にワイルダーに照準を合わせる | ボクシング
3月にアンソニー・ジョシュアと対戦するフランシス・ガヌー。早くも次の対戦相手を探しているようだ。
アンソニー・ジョシュア戦という大一番を控えているフランシス・ガヌーだが、早くも次なる対戦相手としてデオンテイ・ワイルダーに照準を合わせている。 MMAで実績を上げながらボクシングのリングに立ち、すっかりこの競技を自分のものにしたガヌー。昨年10月には現WBCヘビー級王者タイソン・フューリーと対戦し、惜しくも敗れたが大きな注目を浴びた。3月には早速プロ2戦目を行い、サウジアラビアでアンソニー・ジョシュアと対戦することになっている。 しかし、37歳のガヌーは既に次の試合を見据える余裕さえ見せている。デオンテイ・ワイルダーとの対戦を望んでいるとのことだ。ワイルダーは昨年12月にジョセフ・パーカーに敗れ評価を落としているが、とはいえ歴戦の猛者であることに間違いない。 ガヌーは『Sky Sport』のMMAクラブに次のように語っている。「今俺がいるのはボクシングのキャリアだ。無限に挑戦できるし、無数に対戦相手が考えられる。たとえば、ずっとトップにいるフューリー、ジョシュア、ワイルダーの3人がいる」 「ワイルダーには気を引き締めてほしい、俺はまだ終わっていない。その名を自分の戦績に刻みたいんだ」 「2カ月前にはPFLでデオンテイ・ワイルダーと戦う話があった。状況は急変する。何が可能になるかは誰にも分からない」と続けた。 ガヌーはMMA界のレジェンドに上り詰めたが、昨年UFCと訣別し、現在はボクシングのキャリアに専念している。 「話しているのはMMAのキャリアじゃない。ボクシングのキャリアだ。ボクシングのキャリアについて話しているんだ」 「MMAではチャンピオンとなり、皆が夢見るところにたどり着いた。MMAにはまだ素晴らしいファイトがあるが、新しい挑戦やワクワクする何かがないんだ」
Ash Rose