優れた機能性と履き心地で魅了。人気アウトドアブランドの注目シューズ5選
5. 見た目はアーバンだけれど、本格トレッキング機能も備える一足
MAMMUT(マムート) 「フエコ アドバンスド ロー」(2万4200円) MAMMUT(マムート)は160年以上の歴史を持ち、ロープ作りを原点とした素材へのこだわりが生む機能性と、アルプスとアスリートからのフィードバックを反映させた運動性能、この2つを最大限に発揮できるプロダクトを展開するスイス生まれのアウトドアブランドだ。 本作「フエコ アドバンスド ロー」は、トレッキングシーンにおいて必要とされる機能性を保持しながらも、アッパーに高品質なスムースレザーを使うことで、街使いにも馴染むスタイリッシュな外貌となっている。シュータンには、お馴染みのマンモスロゴをさりげなく配置。 機能面で特筆すべきは、しっかりと地面を掴むミシュランアウトソールだ。岩場でもアスファルトでも優れたグリップを発揮し、アッパーと中底を直接繋げるストローベル構造で、足に伝わる衝撃はしっかりと吸収。 ソールと一体化したトゥキャップも不意な落石などからツマ先をガードしてくれる。シンプルで使いやすく、気付けば履いてしまう毎日のパートナーとはこれのこと。 今回は各ブランドのシューズラインアップにおいて、“ファロワーを多数擁する人気シューズ”という基準を設けて5つのモデルをピックアップしてみた。 そして人気があるのには理由がある。賢明なる読者諸氏であれば、アウトドアブランドが作るスニーカーの根幹にあるのが、“アウトドアアクティビティに必要とされる機能性の追求”であると改めてご理解いただけたことだろう。 アッパーであれば防水透湿性や通気性、ソールならばクッション性やグリップ性。それら一つひとつがパフォーマンス力を高める一助となる。これからアウトドアを嗜んでみようとお考えであれば、ぜひ実際に手に取ってみてもらいたい。どれも一考の価値ありだ。
<文/TOMMY スタイリング/添田和宏>