【新日本キック】2王者がムエタイと対戦、瀬戸口勝也vs.ガン・エスジム、ジョニー・オリベイラvs.ペットボライ・チュワタナ
2024年5月12日(日)東京・後楽園ホールで開催される新日本キックボクシング協会主催『TITANS NEOS 34』の全対戦カードが発表された。 【写真】46歳で悲願の王座に王座就いたオリベイラ メインイベントは、58kg契約3分3Rで日本フェザー級王者・瀬戸口勝也(横須賀大賀ジム)が元ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級5位のガン・エスジム(タイ/エスジム)と対戦。 鹿児島出身の瀬戸口は長らく新日本キックのフェザー級トップ戦線で活躍し、2020年2月、5度目の挑戦となった日本フェザー級タイトルマッチで平塚一郎に3R TKO勝ちし悲願のベルトを巻いた。2022年10月にはTKO勝ちで初防衛に成功している。2023年7月に同じくNJKFの大田拓真と新日本キックで対戦も判定で敗れたが、10月にはNJKFフェザー級王者・前田浩喜に右フックで初回TKO勝ちを収めた。2024年3月の前戦では元NJKFスーパーフェザー級王者の山浦俊一に左右フックの連打で2度のダウンを奪って勝利している。打たれ強さとパンチでガンガンと前に出るスタイル。戦績は31勝(14KO)8敗3分。 ガンは2022年8月にジャパンキック認定ライト級1位・睦雅と対戦し、打たれても蹴られても前へ出るスタイルで左右フック&ロー、しつこく組みに行ってのヒジ&ヒザで判定勝ちしている。同年9月には馬渡亮太と対戦して3RにTKO負けを喫したが、この試合はジャパンキックボクシング協会の年間表彰式で年間最高試合賞を獲得。2023年6月に無敗の快進撃を続けていた龍旺に技巧で初黒星を付けた。戦績は77勝26敗3分。 セミファイナルは60kg契約3分3Rのヒジ無しルールで、日本スーパーフェザー級王者ジョニー・オリベイラ(トーエルジム)が、ペットボライ・チュワタナ(タイ/チュワタナジム)と対戦。 オリベイラはブラジル出身で、長く新日本キックのリングに上がる“新日本キックの鉄人”。2016年12月には日本ライト級王座に挑戦、2019年8月には現K-1ライト級王者の与座優貴とも対戦している。2024年3月、王座決定戦で木下竜輔に判定勝ち、46歳で悲願の王座に就いた。戦績は16勝(1KO)27敗18分。コーチャン135ポンド現王者ペットボライは85勝(28KO)38敗5分。 他にもNJKFフェザー級2位TAKAYUKIと元DEEP KICK 53㎏級3位KAZUNORIのフェザー級戦、新日本キックvs.NJKFの交流戦、ミネルヴァ公式戦など全12試合で行われる。
ゴング格闘技
【関連記事】
- 【BreakingDown】井原良太郎と冨澤大智、因縁の2人がタイトルマッチで激突決定「消したい。あいつの存在を」(冨澤)「すんげえ殴り合いになる。どっちが立っていられるかの勝負」(井原)
- 【BreakingDown】朝倉未来に「今からやってやろうか」と度胸試しされた男はRISE初出場が決まっているプロキックボクサー、木村ケルベロスの敵討ちに来て同じ目に遭う
- 【SPACE ONE】城戸康裕が41歳で5本目のチャンピオンベルトを獲得、中国キック界のスーパースターを左ハイキックで見事KO
- 【新日本キック】2王者がムエタイと対戦、瀬戸口勝也vs.ガン・エスジム、ジョニー・オリベイラvs.ペットボライ・チュワタナ
- 【巌流島】ぱんちゃん璃奈、まだ目が黒く腫れあがった状態も「必ずリベンジする」対戦相手を待ち受け画面に「リベンジマッチをさせてもらう時は――」