佐津川愛美、強烈キャラで圧倒的な存在感!腹黒ブリッ子、ゴスロリ、アイドル的存在まで…演じるのは「楽しい記憶しかない(笑)」
“可愛い”イメージを体現
2010年に公開された映画『nude』(小沼雄一監督)では、新潟弁に挑戦。この映画は、女優になる夢をかなえるために上京したしたひろみ(渡辺奈緒子)がヌードモデルのスカウトを受け、やがてAVに出演することに…という展開。佐津川さんはひろみがヌードになることに猛反対する地元の親友・河井さやかを演じた。 ――こんなに真剣に自分のことを心配してくれる友だちがいたらと思わせる存在ですね。 「ひろみの夢を応援しているけど、ヌードは違うんじゃないかと。何とか辞めさせようと必死で説得するのですが、結局叶わず…」 ――方言が大変だったのでは? 「若いときは結構方言のセリフがあったので、わりと好きで楽しんでやるほうかな。連ドラデビュー作の『がんばっていきまっしょい』も方言があったので、あまり苦にならないです」 2012年には、『最後から二番目の恋』(フジテレビ系)に出演。このドラマは、古都・鎌倉を舞台に、45歳独身のテレビ局ドラマプロデューサー・吉野千明(小泉今日子)と市役所勤めで、妻とは死別した50歳独身男性・長倉和平(中井貴一)のすんなりとはいかない大人の恋を描いたもの。佐津川さんは、市役所の観光推進課職員で、和平の部下・大橋知美役を演じた。 ――和平さんのことが好きでガッツリアピールしていたのに、2014年に放送された『続・最後から二番目の恋』では、和平さんの弟・真平(坂口憲二)くんと結婚することに。驚きました。 「ああいう役になるとは思いませんでしたけど、おもしろい展開でした。あの当時は、撮影で鎌倉に何度も通っていました。 鎌倉市役所をお借りしていたので、お休みの日じゃないと撮影できなくて。土日だったので、ドラマを見てくださった方が遊びに来てくださって。『見ているよ』って、たくさん声をかけてもらった印象があります」 ――あのドラマで鎌倉に行く人がかなり増えたと聞きました。 「カフェとか、撮影させていただいたところがはやりましたよね」