最終R中止で臼井麗香が涙の初V 黄金世代14人目 同学年優勝者数記録を更新中
<アクサレディス宮崎 最終日◇24日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6545ヤード・パー72> 【動画】米ツアーでもピカイチの精度! 西村優菜が教えてくれたFWの極意は”グリップ”にアリ 国内女子ツアーの最終ラウンドは、悪天候によるコースコンディション不良のため午前10時50分に中止が決定し、前日までの36ホールに競技短縮。第2ラウンド終了時点でトータル13アンダーの単独首位に立っていたプロ7年目の臼井麗香がツアー初優勝を遂げた。 2018年のプロテストに合格した臼井は、2020-21年シーズンに初シードを獲得。しかし1年でシード権を喪失し、昨季は14試合に出場して予選落ち12回に終わった。再起をかけてトレーニングを強化。体重4キロ増、体脂肪率1.5%減に成功。スイングの安定感が向上し、主催者推薦で今季初出場となった今大会で涙の初Vをつかんだ。 また、1998年度生まれの臼井は、渋野日向子、畑岡奈紗、勝みなみらと同じいわゆる黄金世代。黄金世代のツアー優勝経験者は臼井で14人目。同学年では最も多くの優勝者を輩出している。 ちなみに、2番目に多いのは有村智恵、原江里菜、吉田弓美子ら1987年度生まれの10人。次いで、1969年度(平瀬真由美、入江由香、鬼澤信子ら)、1982年度(古閑美保、馬場ゆかり、西山ゆかりら)、1988年度(若林舞衣子、菊地絵理香、イ・ボミら)、1992年度(青木瀬令奈、成田美寿々、堀奈津佳ら)の8人となっている。黄金世代のタレントの豊富さを物語る。 1打差の2位には2年連続年間女王の山下美夢有、3打差の3位にはジャンボ尾崎を師匠に持つ小林夢果、4打差の4位には蛭田みな美が入った。 【上位の成績】 1/-13/臼井麗香 2/-12/山下美夢有 3/-10/小林夢果 4/-9/蛭田みな美 5/-8/柏原明日架 6T/-7/小林光希、岩井明愛、竹田麗央 9/-6/河本結 10T/-5/アン・シネ、宋ガウン、櫻井心那、森田遥、宮澤美咲、高橋彩華 【年度別最多優勝者数】 ・14人 1998年度生まれ(小祝さくら、淺井咲希、勝みなみ、小滝水音、高橋彩華、植竹希望、大里桃子、河本結、渋野日向子、臼井麗香、新垣比菜、畑岡奈紗、原英莉花、吉本 ひかる) ・10人 1987年度生まれ(吉田弓美子、アン・ソンジュ、ナダエ、テレサ・ルー、黄アルム、笠りつ子、原江里菜、穴井詩、有村智恵、服部真夕 ・8人 1969年度生まれ(入江由香、新井敬子、元載淑、上田珠代、鬼澤信子、平瀬真由美、山岸陽子、我妻弘津江) 1982年度生まれ(西山ゆかり、古閑美保、具倫希、竹末裕美、全美貞、キム・ソヒ、馬場 ゆかり、甲田 良美) 1988年度生まれ(申ジエ、若林舞衣子、イナリ、菊地絵理香、朴仁妃、イ・ボミ、一ノ瀬 優希、キム・ハヌル) 1992年度生まれ(香妻琴乃、福田真未、堀奈津佳、ペ・ヒギョン、成田美寿々、フェービー・ヤオ、青木瀬令奈、葭葉ルミ)
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