<私の恩人>ホリケン、タモリさんの笑顔が僕の転機になった!
予測不能なボケでオンリーワンの道を突っ走る、お笑いトリオ「ネプチューン」の堀内健さん(44)。初めて脚本を書き下ろした舞台「恐怖 タコ公園のタコ女」(東京・本多劇場、5月3、4日)も上演されることになり、さらに“ホリケンワールド”が広がりを見せています。仕事でもプライベートでも、芸人仲間から“THE自由”と評されるほどの堀内さんですが、ずっと心に秘めてきたのは、タモリさんへの感謝だと言います。 「タモリのボキャブラ天国」(フジテレビ系)に出て、本当に全部変わりましたからね。家も風呂付きになりましたし、車も買えたし、新幹線もグリーン車に乗せてもらえるようになりました。一気に変わりました。それまでって、例えば、ショッピングセンターとかでイベントをやるじゃないですか。もともと3回ステージをやる予定だったのが、1回で終わっちゃうんですよ。お客さんが全然来ないから、1回やっただけで「もう帰っていいですよ」って。 でもね、「ボキャブラ」をやってからは、お客さんが集まりすぎて危ないので、3ステージが1ステージだけで打ち切りになっちゃうんです。ただ、僕らは最初から「ボキャブラ」でうまくいってたわけではなかったんです。というのは、今も昔も変わらないんですけど、僕が、ま、変なことをやって(笑)、それがスタッフさんに「よく分からない」と言われたりしてたんですよね。 例えばですか?う~ん、そうだなぁ、いきなり「ペリカン!!」って叫んだりは、よくしてましたよね。なんでしょうね、叫びたくなっちゃうんですよ。でも、そういうことをやると、スタッフさんからは「それはやめた方がいい、意味が分からない」と言われちゃうんです。ま、そりゃ、当然なんですけどね(笑)。 そんなことが何週か続いて、ある週の収録後に「それは、キミがもっと知られる存在になってからやった方がいい。それまでは、普通にしておいた方がいい」なんてことも言われました。