<熊本地震>社会福祉協議会「ボランティア自粛」を呼びかけ
熊本社会福祉協議会などは16日に、熊本地震で家屋が倒壊していることなどを受け現時点でのボランティア活動は自粛するよう呼びかけた。17日午前に更新された分でも引き続き「現在は『人命救助』の作業が優先されます。ボランティアが入れる状況になったら、こちらでお知らせします」と周知。被災地でのボランティア活動の前に、大切なことをまとめた「ボランティア情報」という項目も用意し「災害ボランティアセンターに安易に電話や電子メールで問い合わせることはできる限り控えて」「被災地の市役所や役場、社会福祉協議会、災害ボランティアセンターのホームページをしっかり閲覧しましょう」などと呼びかけている。 <熊本地震>14日夜の震度7は「前震だった」 本震・余震との違いは?
ボランティアが入れる状況になったら周知
同サイトでは「被災地でのボランティア活動に参加したいと考えている"あなた"へ」と題し、「活動中の10の心がまえ」などボランティア活動の大切なことをまとめたサイトを用意。被災地の市役所や役場、災害ボランティアセンターに電話や電子メールで問い合わせることは、被災者からの「助けてください」といった電話がかかりにくくなる恐れがあるため、控えてほしいと記されている。 また、メールも同様に回答するのに時間や手間がかかるため、同協議会は「被災地の情報を入手する際は、被災地の市役所や役場や社会福祉協議会、災害ボランティアセンターの公式サイトなどから情報を得てほしい」としている。
このほか、現在は「人命救助」の作業が優先されるため、ボランティアが入れる状況になったら、同協議会の公式サイトで周知するとしている。 ・ 熊本県社会福祉協議会 ボランティア情報