宮崎-台湾 定期便再開へ 交流促進へ期待膨らむ 台湾現地取材リポート(1)
今月、宮崎と台湾とを結ぶ定期便が再開します。 MRTでは、台湾に取材班を派遣して、宮崎と台湾のつながり、そして、定期便再開による期待の声を取材してきました。 【写真を見る】宮崎-台湾 定期便再開へ 交流促進へ期待膨らむ 台湾現地取材リポート(1) まずは台湾がどのような場所なのか、九州と比べてみたいと思います。 台湾と九州の面積はほぼ同じですが、人口は台湾の方が1000万人ほど多くなっており、台湾の方が、人口密度が2倍近くあるということになります。 この台湾と宮崎とを結ぶ定期便ですが、2008年に開設され、航空会社が変わりながら運航を続けてきましたが、2020年2月から新型コロナの影響で運休していました。 そして、今月26日から4年9か月ぶりに定期便が再開されることになりました。 これまでの宮崎と台湾のつながり、そして、今後の交流促進に向けた新たなイベントの模様を現地で取材してきました。 ■宮崎県と友好交流協定がある桃園市では 台湾の北西部に位置し、国際空港がある桃園市。 今月14日、佐藤副知事をはじめとする県の訪問団が、この場所を訪れました。 (武澤直穂記者) 「宮崎・台湾間の定期便就航を前に、県の訪問団が桃園市政府から熱烈な歓迎を受けています」 宮崎県は、桃園市とお互いの合唱団が交流していたのをきっかけに、2017年、友好交流協定を締結。 佐藤副知事らは桃園市の市長と定期便再開について意見を交わしました。 (宮崎県 佐藤弘之副知事) 「定期便が復活することで人の往来が活発になることを期待しているので、一つは、宮崎が遅れているインバウンドについて台湾からのお客さんを期待したいところ」 (桃園市 張善政市長) 「台湾-宮崎の直行便の再開はとてもうれしく思っている。桃園-宮崎間は2時間ととても便利。これから(定期便)再開に伴っていろんな交流が増えることを期待している」 ■「サイクルツーリズム」で台湾からの観光客誘致を目指す 続いて一行が訪れたのは台中市。 世界最大規模の自転車メーカー「ジャイアント」が運営する自転車博物館です。