宮崎-台湾 定期便再開へ 交流促進へ期待膨らむ 台湾現地取材リポート(1)
自転車愛好家が多いことで知られている台湾。 宮崎県では、自転車をいかした観光、いわゆる「サイクルツーリズム」で台湾からの観光客誘致を目指す考えです。 博物館では、台湾で発達した自転車社会の歴史を学んだり、VRを使った自転車レースを体験したりしました。 ■台中駅で宮崎から贈られたこいのぼりが風になびく「こいのぼりまつり」 そして、この台中市では、宮崎と台湾の交流人口の増加に向けて、あるイベントが開かれました。 (武澤直穂記者) 「たくさんの人が集まる台中駅では、宮崎から贈られたこいのぼりが風になびいています」 それが「こいのぼりまつり」。 以前、台湾の人が日本の「こいのぼり」に興味を持ったことをきっかけに、宮崎市のNPO法人が台湾の女性経営者でつくる国際交流団体におよそ200匹のこいのぼりを贈呈。 それを記念して初めて開かれたイベントです。 (女性経営者団体のメンバー) 「直行便があれば、経済や農産物などの交流がやりやすくなるし、直行便があれば行きやすいと考えている」 会場では台湾の伝統的なダンスや、宮崎県のシンボルキャラクター「みやざき犬」によるダンスが披露され、盛り上がりを見せました。 (武澤直穂記者) 「宮崎に行ってみたいなと思った?」 (台湾に住む日本人) 「思った」「泳ぎたい」「旅行かな、宮崎に」 ■家族と家族が仲良くなっているみたいで本当にうれしい また、宮崎市出身で台湾で俳優として活躍している大谷主水(おおたに もんど)さんもサプライズで登場しました。 (俳優 大谷主水さん) 「この二つの都市が仲良くしていただくというのは、家族と家族が仲良くなっているみたいで本当にうれしいです。宮崎愛台中、台中愛宮崎!(宮崎は台中のことが大好きです。台中も宮崎のことが大好きです)」 定期便の再開で宮崎と台湾、お互いの交流促進に期待感の膨らむイベントになりました。 (日台交流促進の会マホロバ 星原 透 理事長) 「人と人の台湾と宮崎の人のつながりを深めていけたらいいなと思っています」
※MRTテレビ「Check!」11月19日(火)放送分から
宮崎放送