かが屋・賀屋壮也

　お笑いコンビ「かが屋」賀屋壮也（31）が24日、TOKYO　MX「5時に夢中！」（月～金曜後5・00）にゲスト出演し、2年ほど前に訪れたまさかのピンチについて明かした。 　番組では、自身についての「ゼロ」にまつわるエピソードを披露。その中で「貯金がゼロ」と明かし、スタジオが「え～！！」とどよめきに包まれた。 　貯金が底を尽きたのは、人気コント師として売れ始めている時期だったという。「現在ではないんですけど、1年前…2年前か、キングオブコント2022年のその時期だったんですけど。2022年の10月あたり、ホントにお金がゼロに近くなって」と明かした。 　その理由について、「ピンとくる原因がなかったんですよ」という。「ギャンブルもしないし、高い買い物…車とかも興味ないし、めちゃくちゃ高い家賃のところに住んでいるわけでもないし、浪費もないんですけど。結構テレビとかも出させていただいていた時だったんですけど、あれ？って僕もびっくりした」。最終的には「この税金を払ったらこれだけになってしまうの？という状態にまでなってしまった」と、極限まで追い詰められたことを明かした。 　いろいろ考えてみると、思い浮かぶことがあったという。「まずタクシーによく乗る。うれしくなって、電車で行けるところもタクシーで行っちゃう」。さらに「ココイチ（CoCo壱番屋）で3000円とか使っちゃったりするんです。普通ココイチだったら1000円くらいなんですけど、僕はトッピングにトッピングを重ねて。おやつ感覚で回転ずしに行ったり、ちょっと5貫くらい食べようかなとか。富士そばとかで2000円くらい使ったり、無意識でやってる」と自己分析。「普段行っているチェーン店で暴れ回るタイプで」と笑わせた。 　そうした細かい散財で、少しずつ貯金を減らしていったという。「なくなるんだと思って。ちゃんと貯金しないと。そこでお金借りたりとかして、税金も払えなくなっちゃったんで」。家族から借金をして、何とかしのいだことを打ち明けていた。