嫁姑問題にファッションまで。ハリウッドスターにまつわる「ゴシップ&トリビア」7選【前編】
妻と母の間で右往左往したり、撮影の合間に編み物をして心を静めたり。スクリーンで輝くハリウッドの映画スターたちにも意外な素顔があるもの。ファンなら知りたいセレブたちの最新トピックをご紹介します。 【画像一覧を見る】 ©️Airbnb
レッドカーペットのドレス・リユースがセレブのトレンド
ファンに夢を見せるのが仕事であるスターが輝く場所の一つがレッドカーペットです。そしてレッドカーペット上で鮮やかなポーズを決めるスターを輝かせるのが美しいドレスやジュエリー類です。数年前まで、レッドカーペットのルックを再利用するのはご法度という暗黙のルールがありました。しかし時代は変わりました。最近は持続可能なドレスを選択したり、クローゼットに仕舞われていたドレスをリメイク&リユースするセレブが増えています。 例えばシアーシャ・ローナンが2020年のBAFTAアワードに選んだグッチのブラックドレスは、再生サテン生地を使ったエコ・コンシャスな1枚。そして約1カ月後、アカデミー賞授賞式に登場したシアーシャが身につけていたグラマラスなドレスは、グッチの元デザイナー、アレッサンドロ・ミケーレがBAFTAアワードのドレスを華麗にアップサイクルしたものでした。未来を担う世代であるシアーシャやミケーレらしいルックでした。 リユース&アップサイクルの女王と呼ぶにふさわしいのは、ケイト・ブランシェットでしょう。2018年のカンヌ映画祭でリユースしたのは、2014年のゴールデングローブ賞受賞式で着用したアルマーニ・プリヴェのドレス。これ以来、ケイトはレッドカーペットのドレス・リユース&アップサイクルを続けていて、「あのドレスがもう一度見たい」と願うファンもいることでしょう。 ちなみに2度着用したドレスのレース部分は、2023年のSAGアワード授賞式で彼女が身につけたスパンコールドレスのアンダーレイヤーへとアップサイクル。アップサイクルや新たなスタイリングで古いルックに新しい生命を吹き込むエシカルな感覚こそ、ファンが共感する部分のはずです。 またドレスのリユースは、体型維持アピールにも役立ちます。『ウエスト・サイド物語』でオスカーを受賞したリタ・モレノは、授賞式で着たドレスを47年後にアップサイクルして着用。52歳でオスカーを受賞したローラ・ダーンは、28歳の時に購入したドレスを見事に着こなしていました。ドレスのリユースには、ダイエット&ワークアウトが必要なのです。