ポルトガルの文人モラエスが愛した花「キバナアマ」 黄色い花をつけ一足早い春を運ぶ【徳島】
JRT四国放送
徳島市の眉山のふもとで、ポルトガルの文人モラエスが愛した花として親しまれている「キバナアマ」が黄色い花をつけ一足早い春を運んでくれています。 (豊成春子アナウンサー) 「徳島市の眉山のふもとにある『滝の焼餅 和田の屋本店』では『キバナアマ』が見ごろを迎えています。黄色い可憐な花、早春の訪れを感じられます」 原産の中国やインド北部では「迎春花」とも呼ばれる「キバナアマ」。 「和田の屋本店」の白糸の滝周辺では、直径5cmほどの花が11月中旬から咲き始め、いま見ごろを迎えています。 今から約100年前、晩年を徳島で過ごしたポルトガルの文人モラエスが植えたとされることから、「モラエスの花」とも呼ばれています。 (神戸からの客) 「お花が咲いているのは予想外だった、とてもきれいです。モラエスが好きなので、偶然で嬉しい。」 (大阪からの客) 「大阪から来ました。観光です。すごく素敵だなと思いました」 (「和田の屋本店」和田英美さん) 「大雪とか降らなければ春まで。桜と共演するときもあるくらいです。年末年始にかけてとても忙しいと思うが、ちょっと一息楽しんでほしいと思います」 モラエスが愛したキバナアマ。 「滝の焼き餅」とともに楽しんでみてはいかがでしょうか。