韓国は非常戒厳から弾劾まで、わずか11日…話題のキーワード「せっかちな民族」
【12月20日 KOREA WAVE】韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の非常戒厳宣布から弾劾訴追案可決まで、わずか11日という短期間で展開された一連の事態に、オンライン上では「せっかちな民族」という言葉が話題となっている。 あるオンラインコミュニティに17日、「3日夜、ユン大統領が突然、非常戒厳を宣布すると、10分後には国民が国会へ駆けつけた」と始まる投稿が掲載された。 投稿者はさらに、「国会議長が塀を乗り越えたかと思えば、30分後には市民が素手で装甲車を止め、わずか2時間で戒厳令を解除させた」と続けた。 実際、3日午後10時23分、ユン大統領は緊急談話で非常戒厳を宣布した。その50分後には警察が国会外周の門を閉鎖し、議員や職員の出入りを制限。ウ・ウォンシク(禹元植)国会議長は10時57分ごろ、国会の塀を乗り越え敷地内に入った。 同日午前0時5分には緊急記者会見が開かれ、議長が全議員に本会議場への集合を呼びかけた。その後、1時1分、国会は解除要求決議を可決した。 市民も直ちに行動を起こし、国会周辺に集結。議員や補佐官が敷地内へ入るのを助けるとともに、軍用車両を素手で阻止した。 投稿者は「10日後にはユン大統領の弾劾が可決され、1分後に少女時代の『再び会った世界』を大合唱。1時間後には家に帰って就寝」とユーモアたっぷりに描写した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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