大谷翔平 水原一平被告が購入の4900万円相当野球カード所有権返還を申し立て 米報道
ドジャース大谷翔平投手(30)が、銀行詐欺罪などに問われている元通訳の水原一平被告(39)から無断で購入された32万5000ドル(約4900万円)相当の野球カードの所有権を巡り、連邦地裁に返還を申し立てたと27日(日本時間28日)、米メディアが伝えた。 【写真】水原一平Tシャツを着た謎のコワモテ集団 米スポーツ専門局「ジ・アスレチック」は「ショウヘイ・オオタニが、元通訳のイッペイ・ミズハラから押収した野球カードの返還を裁判官に要請」とのタイトルを付けて報道。同メディアのノア・ファータド記者とエヴァン・ドレリッチ記者によると「オオタニは今週、元通訳で信頼の厚かったミズハラが詐欺を働いて購入した32万5000ドル相当の野球カードの所有権を求めて連邦地裁に申し立てを行った。ミズハラはオオタニから約1700万ドル(約26億円)を詐取した罪で今年初めに有罪を認めていた」と報じた。 水原被告は今年1月から3月の間に、転売目的でオンラインの転売プラットフォームの「eBay」と「Whatnot」で大谷の口座を使って野球カードを購入。大谷は、これらのカードは自身の金で購入されたものだと主張し、返還を求めている。さらに、大谷が裁判所に宛てた書簡で、押収時に「大量の直筆サイン入り野球カード」が水原被告の所有物として誤って押収されたと主張し、それらの返還も求めているという。 地裁への提出書類によると、没収品は「シルバーとブラックのパノップリーケースに入ったスポーツカードのコレクション、グレーのパノップリーケースに入ったスポーツカードのコレクション、スポーツカードの入った箱、カードラップ用の器具、プラスチックのカード保護ホルダー」と説明している。
東スポWEB