パラ車いすラグビー岩崎さんと島川さん、浦安・東野小で交流教室
パリ2024 パラリンピック車いすラグビー金メダリストの池崎大輔さんと島川慎一さんが12月11日、浦安市立東野小学校(安市東野1)で「パラリンピアン交流教室」を行った。(浦安経済新聞) 【写真】東野小学校「パラリンピアン交流教室」 池崎さんは、ラグビー競技用の車いすと普通の車いすとの違いを説明。車輪が「ハ」の字についているので回転はしやすいが、まっすぐ走るのが難しいこと。タックルしてもいすといすがぶつかるだけで、乗っている人は車いすに守られていることなどを説明した。車いすラグビーの関係者が実際に車いすに乗って、川島さんが勢いよくタックルを披露すると、車輪が跳ね上がるほどの衝撃で、児童らは迫力を楽しんだ。 希望した児童らが実際に競技用の車いすに乗り、金メダリストにタックルをしたり、されたり、クルクル回ったりして、車いすラグビーに親しんだ。さらに、児童が4対4で2分のミニ試合も行った。パスをしたり習ったばかりのタックルをしたりして、試合は盛り上がった。 島川さんは「車いすラグビーを25年している、日本代表は23年になる。途中でつらくて辞めたいと思ったこともあるが、それでも続けたからこその金メダル。つらいときには人に頼ることも大事。人に頼ることは恥ずかしいことではない」と話し、池崎さんは「金メダルを目指して、14年かけて取った。メダルが取れなかったら失敗か、というとそうとも思わない。なぜ取れなかったのか考えることで、学びがあり進歩がある。挑戦をして何か学びがあればそこに意味はある」と児童らに呼びかけた。
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