「加藤茶の循環器病」を遠ざけた妻の減塩料理 少ない調味料でも煮物をおいしく仕上げる方法
冷蔵庫で冷やす方法のほかに、追いがけしてうま味を足すという方法も覚えました。以前ご紹介した、綾菜流「万能 氷だし」を作ったときに出る、だしがらを活用して、もうひとつ、卓上調味料が作れます。これがいい仕事をしてくれるんです。作り方も超カンタン。減塩料理をランクアップさせる「めっちゃウマだしがら」があれば、夫の加トちゃんも大満足です。 食事のときに卓上に置いて、減塩でもちょい足しOKの追いがけ調味料としてふりかけることができます。料理のジャンルを問わず、何にでもよく合います。夫は以前と比べると、食事の量が減って、体重減少が気になっていたので、オイル入りの「めっちゃウマだしがら」は、カロリー補給にも役立っています。
冷奴や温かいごはんにかけたり、サラダやスープの薬味に。パスタとも相性が良いのに、和風の鍋にも合うという優れものです。「万能 氷だし」を作ったなら、ぜひ「めっちゃウマだしがら」も作ってみてくださいね。 ■食材を徹底活用! 「めっちゃウマだしがら」の作り方 ●材料(小瓶1個分) だしがら…1回分(約30~40g) 「万能 氷だし」を作ったあとに残るだしがらを利用します。1回につき、約30~40gがとれます。
エキストラバージンオリーブオイル…大さじ1 なるべく新鮮なものを使いましょう。ごま油に替えて作るのもおすすめ。太白ではなく、色が濃く香り高い、焙煎ごま油がおすすめです。 フライドガーリック…大さじ1 みじん切りタイプの市販品を使用。“ドライガーリック”ではないので注意。食塩が入っていないものを選びましょう。 粗びきこしょう…小さじ1/4 塩…0.2g 親指と人差し指の2本で塩をつまむと、だいたい0.2gになるといわれています。
●作り方 ①だしがらは包丁やキッチンばさみを使って細かく刻む。そうすることで味がなじみやすくなる。 ②ボウルに塩以外の材料を入れ、箸でよくかき混ぜる。オリーブオイルを同量のごま油に変更すると、中華などに合わせやすい味になる。 ③塩を加えて味をととのえる。より減塩を目指す場合は入れなくてもOK。十分おいしい仕上がりに。 ※保存方法:煮沸消毒した瓶などに入れて保存。冷蔵庫で4~5日、冷凍庫で2週間保存できます。