ヘンリー王子とメーガン妃のドキュメンタリーが王室に完敗 「金が欲しいだけ」と専門家酷評
ヘンリー王子とメーガン妃のネットフリックス新番組は「成功しない」「金が欲しいだけ」と王室専門家が断言した。加えてウィリアム皇太子やカミラ王妃の新ドキュメンタリーに差をつけられたと英紙「サン」が8日までに伝えた。 王室専門作家のフィル・ダンピア氏は、同紙のロイヤル・エクスクルーシブ番組で、ヘンリー王子夫妻のポロと料理に関する近日公開のドキュメンタリーについて語った。 同氏は「王室関係者にとってドキュメンタリー制作はエドワード王子が自身の家族に関するドキュメンタリーを多数制作し始めたときから、決してうまくいっていなかった。それは悲惨な結果に終わった。だからヘンリーが同じ罠に陥らないように、彼は自制する必要がある。そして彼のドキュメンタリーで王室をこれ以上批判することはなく、彼は他のことに移るだろう」と語った。 12月には王子の最新作「ポロ」が放送されるが、同氏は「ポロの件は、好評ではなかったと思う。王子の出演がほとんどないからだ」と指摘。さらに、メーガン妃は自身のライフスタイルブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード」の立ち上げを機に、自身の料理番組の撮影を終えたと報じられているが、公開日はまだ決まっていない。 一方、王室メンバーではカミラ王妃による「女王陛下:閉ざされた扉の向こう側」と題した家庭内暴力に関するドキュメンタリーが近日中にITVでリリースされる。ウィリアム皇太子の2部構成ドキュメント「ウィリアム皇太子:私たちはホームレスをなくせる」は10月末に放送され、好評を呼んだばかりだ。 この状況に同紙の王室担当編集者マット・ウィルキンソン氏は「カリフォルニアでの素晴らしいライフスタイル、料理をしたりポロ競技に行ったりを披露するのと、2人の勤勉な王室メンバーが英国で家庭内暴力の被害者や路上生活者と会い、変化をもたらしたいと願う人々と会うのとでは、その対比がはっきりしていると思います」と厳しく指摘した。 フィル氏も「王室とは対照的に彼ら(ヘンリー王子夫妻)は善行をする代わりに金儲けをしようとしているように見えますが、残念ながらそれが現状です」と言い切った。ドキュメンタリー製作でも王室に差をつけられてしまったヘンリー王子夫妻に打つ手はあるのか。
東スポWEB