USJに世界初「ドンキーコング」エリア 12月11日誕生 「ゲームのトロッコが現実に」予測不能な体験が心揺さぶる
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、人気ゲームのキャラクター「ドンキーコング」をテーマにした新エリアを12月11日に開業すると発表した。 【写真】USJ「ドンキーコング」エリアオープン 新エリアでは、トロッコに乗って、レールをジャンプするような予測不能な体験ができるということだ。
■春に開業予定も12月に延期 ドンキーコングがテーマ 世界初のエリア
USJの新エリア、「ドンキーコング・カントリー」は、任天堂の人気ゲームのキャラクター「ドンキーコング」がテーマ。 USJは新エリアについて当初、2024年春の開業を予定していたが、「完成度を高めるため、一定の調整期間が必要になった」として4月に開業時期を延期することを発表。 そして11月12日、開業日が12月11日に決まったと発表した。 新エリアは、3年前にオープンした「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を1.7倍に拡張して作られ、ドンキーコングをテーマとした世界初のエリアとなる。
■ゲームのステージとして登場の建物
そんな世界初のエリアで、11月12日に報道陣に先行公開されたのは、新エリアのシンボルとなる「黄金のしんでん」だ。 実際にゲームのステージとして登場した「黄金のしんでん」は、ジャングルの最奥の地にある光り輝く建物。 内部の壁一面には、太古の昔に描かれたようなデザインのドンキーコングや人気ゲームの一部が描かれている。
■レールをジャンプするような予測不能な体験
そうした「壁画」を楽しみながら、館内を進むと登場するのが新アトラクション『ドンキーコングのクレイジー・トロッコ』。 訪れた客は、トロッコに乗って、ジャングルを駆け抜けながら、ドンキーコングとディディーコングがティキ族から『ゴールデンバナナを守る冒険』を手伝う。 USJは、従来のアイデアに縛られない革新性に富んだコースターを開発したとしていて、このアトラクションでは、レールをジャンプするような予測不能な体験ができるほか、タルから飛び出たり、ガタガタのコースを疾走しながら障害物をかわしたりするといった仕掛けが施されているということだ。 トロッコは4人乗りでおよそ2分、アトラクションを楽しむことができる。
■「ゲームのトロッコが現実に」と担当者
ユニバーサル・クリエイティブ ダニエル・グリアーさん:ゲームでもおなじみのトロッコがいよいよ現実のものとなります。任天堂の優れたクリエイターやUSJの素晴らしいチームと共に一緒に働けて光栄でした。素晴らしい場所を作り上げられました。大きな驚きと感動を与えられると確信しています。 「ドンキーコング」は1981年に発売された任天堂の人気ゲームのキャラクターで、全世界累計販売本数は6500万本を超えている。 (関西テレビ 2024年11月12日)
関西テレビ