早田ひな、平野美宇ともに初戦はイタリア代表選手 東京五輪の伊藤美誠に続いてメダル獲得なるか<パリ五輪卓球競技女子シングルス見どころ>
<パリ五輪卓球競技 2024年7月27日~8月10日 場所:サウスパリアリーナ4> パリ五輪の卓球競技は7月27日から始まる。女子シングルスの試合は7月27日から8月3日にかけて行われる。
女子シングルス見どころ
女子シングルスには、日本代表からは早田ひな(日本生命)と平野美宇(木下グループ)の2名が出場する。 早田は初戦でデボラ・ビバレリー(イタリア)と対戦する。31歳のビバレリーは欧州で長年活躍している選手であり、気を抜けない相手だ。また、早田は順当に勝ち進めば準決勝で孫穎莎(スンイーシャ・中国)と対戦する可能性のある組み合わせとなった。早田にとっては、過去15度対戦して一度も勝利したことがない難敵だが、1試合ずつ丁寧に勝ち星を積み重ね、五輪の大舞台での初勝利に期待したい。 一方、平野は初戦でギオギア・ピッコリン(イタリア)と対戦する。また、勝ち進むと準々決勝で申裕斌(シンユビン・韓国)と対戦する可能性のあるブロックとなった。若くして五輪2回目の出場になる実力者に対して、平野はどのような試合を展開していくのか。こちらも目が離せない。 なお、五輪の女子シングルスでは、東京五輪で伊藤美誠(スターツ)が銅メダルを獲得しており、女子日本代表は2大会連続でのシングルスメダル獲得が期待される。 他にも、第2シードには東京五輪金メダルの陳夢(チェンムン・中国)、ヨーロッパ勢で唯一の世界ランキングトップ10入りを果たしているベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)らも、メダル獲得を目指して初戦に臨む。
女子シングルス組み合わせ
<予選1回戦> サラ・ハンフォ(カメルーン)- チェルシー・エッジヒル(ガイアナ) ヅォン・ジーイン(チリ)- マリアナ・サハキアン(レバノン) カタジナ・ベングジン(ポーランド)- ファティマト・アリ(モルディブ) <本戦1回戦> 孫穎莎(スンイーシャ・中国)- ジュリア・タカハシ(ブラジル) シベル・アルティンカヤ(トルコ)- 倪夏蓮(ニーシャーリエン・ルクセンブルク) 曾尖(ゼンジャン・シンガポール)- イバナ・マロバビッチ(クロアチア) クリスティーナ・ケルべリ(スウェーデン)- スリージャ・アクラ(インド) 田志希(チョンジヒ・韓国)- ユ・フ(ポルトガル) サウェータブット・スターシニー(タイ)- ナタリア・バヨル(ポーランド) エリザベタ・サマラ(ルーマニア)- ソロミヤ・ブラテイコ(ウクライナ) 【サラ・ハンフォ(カメルーン)vs チェルシー・エッジヒル(ガイアナ)】の勝者 - 鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ) アドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)- イザベラ・ルプレスク(セルビア) プリシラ・トミー(バヌアツ)- ワン・エイミー(アメリカ) 杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)- ピョン・ソンギョン(北朝鮮) ジェー・ミンヒョン(オーストラリア)- ニーナ・ミッテルハム(ドイツ) ユアン・ジャナン(フランス)- ファティモ・ベロ(ナイジェリア) ポーリーナ・ベガ(チリ)- チャン・モー(カナダ) ディナ・メシュレフ(エジプト)- シャオ・マリア(スペイン) デボラ・ビバレリー(イタリア)- 早田ひな(日本生命) 申裕斌(シンユビン・韓国)- メリッサ・タッパー(オーストラリア) ゲオルギナ・ポータ(ハンガリー)- シャン・シャオナ(ドイツ) チャン・リリー(アメリカ)-【ヅォン・ジーイン(チリ)vs マリアナ・サハキアン(レバノン)】の勝者 エデム・オフィオング(ナイジェリア)- ブルーナ・タカハシ(ブラジル) プリティカ・パヴァド(フランス)- ネダ・シャーサヴァリ(イラン) アンナ・ハーシー(ウェールズ)- マニカ・バトラ(インド) 簡彤娟(チエントゥンチュアン・チャイニーズタイペイ)- 朱成竹(チュチェンジュ・中国香港) ギオギア・ピッコリン(イタリア)- 平野美宇(木下グループ) ベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)- ジンギィ・ズホー(シンガポール) マルガリタ・ペソツカ(ウクライナ)- パラナン・オラワン(タイ) シャオ・ジエニー(ポルトガル)- デヌッテ・サラウ(ルクセンブルク) アランチャ・コシオ・アチェス(メキシコ)- ソフィア・ポルカノバ(オーストリア) ヤン・シャオシン(モナコ)- ハナ・マテロワ(チェコ) ブリット・エーラント(オランダ)- ハナ・ゴーダ(エジプト) リンダ・バルグストローム(スウェーデン)-【カタジナ・ベングジン(ポーランド)vs ファティマト・アリ(モルディブ)】の勝者 リンダ・ログライビ(アルジェリア)- 陳夢(チェンムン・中国)
ラリーズ編集部