アウディが高級 “ハッチバック” & “ワゴン” 発売 第6世代の新型「A6 eトロン」航続距離756km 約1300万円から
ファーストクラスの快適性
新型A6 eトロンのエントリーグレードとなる「パフォーマンス」は、リアに永久磁石同期モーターを搭載した後輪駆動で、最高出力367psを発生。0-100km/h加速タイム5.4秒、最高速度は210km/hとされている。 スポーツモデルのS6 eトロンではフロントアクスルに非同期モーターを追加し、四輪駆動となり、合計出力は503psに向上。ローンチ・コントロール機能を使用すると、一時的に550psまでパワーアップし、0-100km/h加速タイムは3.9秒に短縮される。最高速度は240km/h。 走りの面では “ファーストクラス” の快適性を目指しており、エントリーグレードには従来のスチール製スプリング、S6 eトロンにはアダプティブ・エア・サスペンションが標準装備される。 S6 eトロンは走行中に車高を自動調整し、空力性能と航続距離を改善する。また、駐車時やロック解除時には車高が上がり、楽に乗り降りできるようになる。 インテリアでは、Q6 eトロンのレイアウトを踏襲し、大型のOLEDスクリーンが主役となっている。11.9インチのインストゥルメントパネルと14.5インチのインフォテインメント・タッチスクリーンを統合したものだ。 オプションで10.9インチの助手席ディスプレイも用意されている。オプションのカメラ式サイドミラー装着車では、ダッシュボード上に2枚の小型ディスプレイが設置される。 新型A6 eトロンの英国での納車は来年2月から開始される。
チャーリー・マーティン(執筆) 林汰久也(翻訳)