《とんねるず「推し曲」ランキング》名曲&迷曲から選ばれた、耳について離れない圧倒的な1&2位
「“西麻布”という地名を初めて知った、とコメントにもあるように、作詞の秋元康はあまり有名ではない地名をつけたかったそうです。石橋は雑誌のインタビューで、当初の曲名は『雨の亀戸』だったと明かしています。ただ、石橋自身が行ったことのない場所だったため、現在の西麻布の辺りになる、当時の霞町に変えてほしいとリクエスト。最終的に西麻布に落ち着いたそうです」
1位は『みなおか』オープニングテーマ
もしタイトルが『雨の亀戸』のままだったら、この曲もここまで人気が出たのだろうか……。そして、堂々の1位は、146票を獲得した、1992年リリースの『ガラガラヘビがやってくる』。 「中学生のころ、毎週『みなおか』を見ていたときに聴いていて、懐かしさを感じた」(東京都・男性・48歳) 「なんとなくリズムが好きだった。小学生のころ、縁日でガラガラヘビの風船もよく売っていたのを思い出した」(東京都・女性・41歳) 「小さいころ、とんねるずのテレビ番組をいつも楽しみにしていたことを思い出します。またそのテレビ番組で、よく流れていたのがこの曲でした」(滋賀県・男性・54歳) 「“ガラガラヘビがやってくる”というフレーズが、耳について離れなかった記憶があります。奇妙なタイトルだけに新鮮な感じがしました」(大阪府・女性・53歳) とんねるず初のオリコン1位獲得曲で、140万枚超えのミリオンセラーになった。 「『みなおか』のオープニングテーマで、子どもたちからの支持を集めた楽曲。番組中、この曲を収録したカセットテープを3名にプレゼントする、という企画を行ったところ、4万通を超える応募があったとか。そこで急きょ、CD発売が決定。まさかの大ヒットにつながりました」 1位こそコミックソングだが、上位に連なる曲はメッセージソングやバラード。聴く側にとって、芸人が片手間に歌っているものではないという意識が強いのかも。 武道館ライブのチケットは、発売とほぼ同時に完売するほどのプラチナチケットになった。歌手としてのとんねるず、今回はどんなステージを見せてくれるのだろうか? 取材・文/蒔田 稔