K4、Sanha、POWが熱唱「MUSIC LIST」イベント 後継プロジェクトでの目標は大きく“K-POPアイドル参加のフェス”開催
ドランクドラゴンの塚地武雅、韓国大衆文化ジャーナリストの古家正亨、女優・モデルの鈴木美羽によるBSフジの番組「MUSIC LIST ~OSTって何?~」。2024年3月に惜しまれつつ終了したレギュラー番組が、新しく韓国の情報全般を取り扱う「KOLISTプロジェクト」へと4月からリニューアルした。5月26日 に東京・上野の飛行船シアターで開催された 公開収録「MUSIC LIST FAN FESTA! ~一緒にオフ会しませんか?~」にて、公開収録を終えた3人にイベントの振り返りと、新プロジェクトでの目標を聞いた。 IMG_7465 ■韓流ファンに愛された名番組がリニューアル 「MUSIC LIST ~OSTって何?~」は、韓国ドラマに欠かせないOST(オリジナルサウンドトラック)に注目し、シーンとともにOSTをプレイリスト的に紹介するトーク番組。塚地、古家、鈴木の3人をMCに、ドラマロケ地の紹介や韓国俳優、アーティストのゲスト出演などもあり、韓流ファンから長く愛された番組だ。 放送は3月でレギュラー番組最終回を迎えたが、この日は「KOLISTプロジェクト」初のイベントを実施。OST歌手のSanha、アダルトK-POPグループのK4、 K-POP第5世代の次なるボーイズグループのPOWもゲスト出演してパフォーマンスを披露。満員となった会場を大きく沸かせた。 なお4月からMC陣はそのままにOST、ドラマのみならず、韓国情報を幅広く扱っていく情報バラエティー「KOLIST」のスタートが発表されている。 ■チケット即完売の人気イベント「皆さんとの共有が本当に楽しい」 ――まずは公開収録を終えた感想からお願いします。 鈴木美羽(以下、鈴木):「MUSIC LIST ~OSTって何?~」としては今回で4回目、「KOLIST」としては初の(イベント)開催になりますが、毎回大盛り上がりでうれしいです。お客様が楽しんでくださっているのが表情や歓声からわかりますし、レスポンスもすごくて、番組を愛してくださっているのが本当に伝わってきます。 皆さん、いつもテレビの前でこうやって楽しんでくれているんですね。この番組の良さって、韓国ドラマについて皆さんと共有しながら語れるところだと思います。今回私は「彼女の私生活」から好きなシーンを上げましたが、会場の皆さんが「うんうん」と頷いてくださるのがわかって、この“共有感”が本当に楽しいです。 塚地武雅(以下、塚地):普段の収録からしてオフ会のように3人で話しているんですけど、イベント開催をするとこれだけの人たちと共有できるのがいいですね。「MUSIC LIST」は韓国ドラマのOSTに注目して、そこで盛り上がるドラマの名シーンを観るという番組。人気の韓国ドラマについて、思い返しながらまた話せるという二重に楽しい素敵なコンテンツです。 さらに今日のようなイベントには歌手の方も参加してくださって。このコンテンツを本当になくしちゃうんですか?(笑) 鈴木:大事なことなので二度(笑)。 古家正亨(以下、古家):すごいのはレギュラー番組が終わっているのに、チケットが販売と同時にソールドアウトしたことですよ。しかも最初はゲストの発表もなかったので、私たち3人に会うためにこれほどの方たちが来てくださったというのがうれしいです。 今日直接お客様と話す機会がありましたが、北は北海道、南は石垣島からいらっしゃっていて。本当に全国各地からこのために。何かのついでではなくて、このために来てくださったと聞いて、私たちの番組はこんなにも愛されていたんだというのを実感できました。 ■夢が広がる新プロジェクト「KOLIST」、ゆくゆくはK-POPアイドルが集まるフェスの開催も ――新しいプロジェクトとして「KOLIST」がスタートします。このリニューアルに期待していること、3人でやりたいことはありますか? 鈴木:やっぱりもう一度3人で韓国に行きたいですね。ドラマのロケ地巡りをしながら観光スポットやグルメの紹介とかを…。 韓国って新しいブームが次々に出てくるじゃないですか。その情報を追いかけるためにも、ぜひ番組で韓国に旅行したいです。 塚地:目的がすごくわかりやすい(笑)。 鈴木:(笑)タダで韓国行きたい! 塚地:意味なく寄りたい! 古家:こらこら(笑)。僕ももちろん韓国ロケをしたいというのはありますけど、「KOLIST」では情報も幅広くなるといことで、例えばK-POPアイドルの方々をお呼びしたり、末はKOLISTフェスの開催までできるといいですね! プロジェクトが大きく成長すれば色々な可能性が生まれるし、韓流ファンの方がよろこぶグッズも作りたいです。それこそ今回は(会場に飾られていた)「愛の不時着」の絵コンテ作家の方が描いてくれた超限定グッズまであって。「MUSIC LIST」も当初考えていた以上の広がり方をしての大団円ですからね。 鈴木:最初は特番でしたよね。しかもコロナ禍だったから、3人がしゃべっているだけの内容で…。 塚地:そういうところから出発して、皆さんの応援やスタッフさんの努力で、韓国ドラマの俳優さんからコメントをいただいたり、歌手の方にイベント参加していただいたりという大きな番組に成長したんです。僕、振り返ってみて本当にすごいと思いました。 古家:せっかく「KOLIST」というプロジェクト名なんですから、皆さんと一緒に何か韓国リストを作りたいですね。それもBSフジならではの切り口で。「MUSIC LIST」のOSTという切り口も、韓国ドラマに強いBSフジだからできたと思います。 流行りものを探すにしても、あえて次のもの。ネクストトレンドを発掘して、それを皆さんと一緒に番組で盛り上げていけたらきっと今以上に楽しくなると思います。 ◆取材・文=鈴木康道