【闘病】「しこりを見つけて血の気が引いた」45歳で“トリプルネガティブ乳がん(TNBC)”の告知…
編集部まとめ
トリプルネガティブ乳がんは、かつて予後不良で治療も難しいとされていました。しかし、多くの症例と医学の進歩によって治療が可能ながんになってきました。りきさんのように自分で情報収集を行うと、トリプルネガティブ乳がんについてネガティブな情報も多く見つけることがあります。しかし、正しい知識を身に付ければ、いつか自分の身を助けます。まずは患者さんのための乳がん診療ガイドラインなど信用がおける情報源から情報を得るようにしましょう。そして基本となる生活習慣の改善を行い、なにか体の異変を感じたら病院へ行くなどの早期発見を心掛けて、日々を過ごしてください。 なお、Medical DOCでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。
【体験者プロフィール】
りきさん(仮称) 40代女性。娘2人の子育てを経て、現在は両親と3人暮らし。2021年6月に会社の乳がん検診で精密検査となり、乳腺専門のクリニックにて「トリプルネガティブ乳がん(TNBC)」と診断される。抗がん剤治療、乳房部分切除術、放射線治療を行い、現在は半年に1度の通院と検査で経過観察中。
【この記事の監修医師】
寺田 満雄 医師(名古屋市立大学病院乳腺外科) 2013年名古屋市立大学医学部卒。2017年愛知県がんセンター乳腺科部を経て、2019年より名古屋市立大学乳腺外科および名古屋大学分子細胞免疫学に所属。2020年より、より正確でわかりやすい乳がん情報を発信するために、「一般社団法人BC Tube」の立ち上げに携わり、同法人の理事となる。SNSを中心に乳がんに関する動画情報発信や乳がん啓発活動を行う。日本外科学会専門医、乳腺専門医。
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