プライベートジェットを追跡していた21歳大学生、米スター歌手の弁護士から「法的措置をとる」と警告をうける
テイラー・スウィフトの弁護士が、SNSでプライベートジェットを追跡している大学生に「法定措置をとる」と警告した。 【写真】テイラーの脚は "モデル顔負け"!うっとり「美脚」アルバム 『Washington Post』紙の記事によると、セントラルフロリダ大学3年生のジャック・スウィーニー(21歳)に、テイラーの弁護士からアカウントの停止通告書が届いたという。 ジャックは大学生兼プログラマー。19歳のときにX(旧Twitter)でボットを作成し、著名人のプライベートジェット追跡システムを構築した。追跡されていたイーロン・マスクがつぶやきを止めるようダイレクトメッセージを送り、口止め料を提示したことでも知られている。 ジャックが同紙にシェアした通告書には、「(投稿は)ストーキングでありハラスメント行為で、止めない場合は“あらゆる法的救済策”を求めざるを得ない」と書いてあった。また、「このSNSアカウントはテイラーに、直接的で取り返しのつかない害を与えるとともに、心身に苦痛を与え、彼女が常に身の安全を恐れる状態が増えた」と、テイラーの弁護士ケイティ・ライト・モローンは書いている。 さらに「あなたにとって、これは単なるゲーム、あるいは富や名声を得ようとする手段にすぎないかもしれないが、(テイラーにとっては)生死に関わる問題」で、「ストーキングやハラスメント、支配とコントロールの行使である以外に、このような情報に正当な利益も公的必要性もない」と続けていた。 通告書では他にも、ジャックは「世間の関心や金銭上の利益を得るために、他人の安全を無視することで悪名高い」として、彼がプライベートジェットを追跡している他のアカウントも引き合いに出している。 『Washington Post』紙の記事によると、ジャックは、「数多くのビリオネアや政治家、ロシアの新興財閥、他の著名人などの飛行機やヘリコプターの離着陸とともに、地球温暖化ガスの推定排出量を記録するアカウントも複数持っている」という。 テイラーの広報責任者、トゥリー・ペインは、プライベートジェットの追跡アカウントを、テイラーのマンハッタンの自宅でストーカーが逮捕されたことと関連付け、「進行中の警察の捜査についてコメントすることはできませんが、タイミング的に考えて、先日のストーカー事件も関係があることを示すものだと言えます。彼の投稿で、彼女がいつどこに行くかがわかるのですから」と述べている。 ジャックは『Washington Post』紙に、「こうした情報は世の中に出ているものだ。彼女のチームは自分たちが世界をコントロールできると思っている」と返答。 言論の自由を専門とする弁護士でジャックの代理を務めるジェームズ・スレイターは通告書について『Washington Post』紙に、「誰かにGPSをつけて、プライバシーを侵害しているわけではない。公共の情報を使って著名人のジェットを追跡している。これは、何かしらの問題をもみ消そうとする大人の手法であり、都合の悪い報道を鎮めるために私のクライアント(ジャック)を虐めているにすぎない」と述べている。
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