「自信を育む」5つの習慣。成長する人間はこう生きる!
2. 完璧さを求めない
自信に満ちた人は、アドバイスを求めることを恐れません。 「わからないことがあっても、それを弱点とは考えないため素直に認めます」とUsheroffは言います。 『米国カリスマセラピストが教える何が起きても平常心でいられる技術』の筆者であるジョナサン・アルパートは、「勇気を持つということは、完璧さを忘れることだ」と語ります。 多くの場合、人がものごとを追求できないのは完璧でなければならないと感じるからです。 どのようにものごとにアプローチし、行動し、あるいは発言するかを反芻するあまり、不安でいっぱいになってしまいます。そして、結局まったく行動を起こさないか、自信のない方法で行動してしまうのです。 それに対して、自信がある人は自分の弱い部分を見せることをいとわないのです。
3. 「内なる批判」を手なづける
心理学者でDickinson Collegeの心理学上級講師であるMichele Patterson Ford博士は、「自分に対する批判は、さらにがんばるあと押しになることもあれば、リスクを取る妨げになることもある」と言います。 自信に満ちた人は、そうした内なる思いがいつ役に立ち、いつ害になるかをわかっています。 心の内にある否定的な考えを意識して、それを事実ではなく考えとして扱うことで、ネガティブな認識をあまり深刻に受け取らなくて済むようになります。 このようにPatterson Ford博士は話します。 また、自分自身や自分の葛藤に対して思いやりの心を持つことも、自信をつけるのに役立ちます。 「最近の研究では、自分への思いやりが自負の感覚に関連しているのがわかっています」とPatterson Ford博士は語ります。 自分の価値を知ることは、自分に自信を持つための重要な要素です。 しかし、自分への思いやりがあれば、自尊心を高く持つことの利点は得られつつも、一方で自己中心的になるなどの、自尊心が原因となる問題を防ぐこともできます。 思いやりのある側面が、自己中心的になる可能性を抑えてくれるのです。