赤楚衛二、映画の主題歌となるHYの新曲「恋をして」の感想を告白「これからも僕の人生を支えてほしい」
赤楚衛二が11月6日、都内で開催された映画「366日」(2025年1月10日[金]公開)最速試写会舞台あいさつに、上白石萌歌、HYと共に登壇した。 【写真】撮影を振り返る赤楚衛二 ■HYの名曲をモチーフにした純愛ラブストーリー 映画「366日」は、HYの代表曲「366日」をモチーフに製作された全く新しいオリジナルラブストーリーで、沖縄と東京という2つの都市を舞台に、20年の時を超えた、切な過ぎる純愛を描く。 登壇した赤楚は、作品について「(登場人物たちが)みんな優し過ぎて、本当に『人を思う』って素晴らしいことだなって思いますし、HYさんの楽曲も素敵ですし、『366日』っていう世界観がすごく伝わったなって思いました」と述懐。 さらに、撮影を振り返り、「とにかく沖縄が良かった。海中道路で自転車を漕いでいるシーンとか、本当に気持ち良過ぎて、『ずっと走れるね!』って言いながら。途中から、息ハァハァしながらだったけど(笑)」と明かして笑いを誘った。 ほか、上白石との恋人役について「最初はめちゃくちゃ照れくさかったです。学生時代のシーンから撮ったんですけど、(前の共演作では)『僕たち仲間です!』みたいな役だったのに、急に恋人で距離感が近くなって、『この距離感…。うわぁ』って(照)」と回顧。 ■堂本剛のコメントに綾野剛が大笑い「めっちゃ面白いですね!」 そんな中、2人にサプライズでHYが登場。赤楚は、撮影現場でもサプライズで訪問してくれたことに触れつつ、「いつもサプライズもらってる。あの時もびっくりしたけど、うわぁ~」と感激した。 また、同作品の主題歌で「366日」のアンサーソングとなっているHYの新曲「恋をして」について、赤楚は「素敵な曲だなと思いつつ、それぞれの役にリンクもしているなと思って、撮影に臨ませていただきました。映画を見終わった後に、『大切な人に届けたい』っていう、すごく温かい気持ちになりました」と語り、「ずっと思い悩む役で、役として心がしんどくなるような日もあったんですけど、この曲に支えられたからこそ無事に撮り切ることができて、本当に感謝していますし、これからも僕の人生を支えてほしいなって思っています」と打ち明けた。 ■映画「366日」あらすじ 2024年、東京。音楽会社に勤める湊(赤楚)の元を、一人の少女が訪れる。戸惑う湊に、彼女は1枚のMDを手渡す。そこに入っていたのは、15年前に別れた恋人・美海(上白石)からのメッセージだった。 20年前、沖縄。高校の後輩・美海と出会い、初めて恋をした湊は「いつか湊先輩の作った曲、聴きたいです」という美海の言葉に背中を押され、東京へ。2年後に美海も上京し、湊と再会。2人の幸せな日々が始まる。 2人は「こんな幸せな日々が、365日ずっと続きますように」と願っていたが、ある日、湊は突然別れを告げて、美海の元を去ってしまう。失恋の悲しみを抱えたまま美海は沖縄へ帰郷。2人は別々の人生を歩むことになる。 ◆取材・文=原田健