【大人のごちそうトーストレシピ】 パセリとカッテージチーズのトースト 原田マハさんのエッセイをヒントに
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.41 パセリとカッテージチーズのっけトースト
苦いは、うまい。歳を重ねるにつれ、苦いものが妙に好きになってきました。 なかでも、パセリっておいしいなあという思いが年々エスカレーション。誰もが好むようなおいしさではないけれど、なんだか体が求めるんですね。 さっぱりとしたカッテージチーズと一緒に食べるトースト、たまに無性に食べたくなります。 ■材料(1人分) ・好みのパン:1切れ ・刻んだパセリ:大さじ3 ・カッテージチーズ:60g程度 ・マヨネーズ:適量 A ・オリーブオイル:小さじ1/2 ・レモン果汁:1カット分 ・塩:ひとつまみ ■作り方 (1) ボウルに刻んだパセリ、カッテージチーズ、Aを入れてよく合える。 (2) パンをトーストしてマヨネーズをぬり、(1)をのせる。 パセリとカッテージチーズの組み合わせは、原田マハさんの『やっぱり食べに行こう。』(毎日文庫)で知ったもの。 マハさんがトルコ旅行中、イスタンブールのホテルの朝食で「パセリのサラダ」として出てきたもので、「びっくりするほどおいしく」「パセリをすっかり見直した体験であった」と。 真似してみたら確かにおいしい。ちょっと塩気を強くすれば、白ワインのおつまみにもいいですよ。 そういえば、昨日ののりこさんのアボカドとトマトのカッペリーニ、パセリ散らしてもうまそうですな。早速きょうでもやってみます! おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司