<なでしこ速報>日本がイングランドのオウンゴールで決勝進出!
後半もイングランドに押し込まれる時間帯からの再開となった。特色でもあるロングスローをゴール前に放り込まれ、我慢のディフェンスが続く。日本はボールを持てず、理想の攻撃の形を作ることができない。 イングランドベンチが先に仕掛けた。14分、テイラーに代えて、日本戦でゴール実績のあるホワイトを投入。17分、ゴール正面で、ダガンにフリーでシュートを打たれ、クロスバーを弾いた。直後にはホワイトがシュート。20分には、左のコーナーキックからマークを外したスコットに頭で合わされたが、シュートは、幸いにもゴールの左へ。怒涛のシュートラッシュに日本は、防戦一方。 日本は、状況を打開しようと、25分、オーストラリア戦で決勝ゴールを木俣切り札の岩渕を大野に代えピッチに送り込んだ。26分、宮間からのパスに岩渕がペナルティエリア内でドリブルで仕掛けてチャンスを作り出したが、走りこんできた大儀見に合わない。だが、その直後に、再び左サイドから、ドリブルで切り裂き、シュートまで持ち込んだ。岩渕の存在感でピッチの空気が少しづつ変わり始めた。 それでも、イングランドのシンプルな攻撃に手を焼かされる。残り時間が10分をきっても、イングランドは縦へ、縦へとボールを蹴ってくる。40分、イングランドは、最後のカードを切った。今大会2ゴールのカーニーを投入してきた。43分にもFKからロングボールをゴール前に入れられ、危ないシーンとなったが、海堀がパンチングでクリア。 ロスタイムにはいって、日本がラッキーな決勝点。川澄から大儀見へのクロスを右足でクリアしたイングランドディフェンスのボールがオウンゴールとなった。日本は2-1で決勝進出を決めた。