秘密文書誤廃棄で曹長を懲戒処分 停職2日、三重の陸自航空学校
秘密文書を誤廃棄したとして、陸上自衛隊航空学校(三重県伊勢市)は12日、50代の陸曹長を停職2日の懲戒処分にしたと発表した。航空学校は、廃棄した文書の内容や量について公表していない。 航空学校によると、陸曹長は18年1月ごろ、関係部隊から配布され校内で保管していた秘密文書の保存期間が規則よりも長く設定されていると勘違いし、短く設定し直して20年5月、文書をシュレッダーで廃棄したという。変更に必要な上司の許可は得ていなかった。 秘密文書を作成した関係部隊から、22年8月、文書を回収して破棄したいと連絡があり確認したところ、本来の保存期間よりも早い時期に廃棄したことが判明した。